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本日の猫たち #344(引き続き、少し翻訳の話)

本日もゆるーく、お届けします。
よかったら猫たちの写真でなごんでいかれてください。

<隠れているのがわかっても、知らないふりをすべし>

かくれんぼ中の妹猫(カーテンがぼろぼろなのは、猫たちにかじられたからです)
妹猫からこちらは見えていないので、こちらも見えないふりをしないといけません


<あくびをしましたが、なにか?>

アルカイックスマイルの妹猫


唐突なあくび


ふあああ……


スンッ「あくびをしましたが、なにか?」



<ペロリスト>

兄猫


<遠慮がちな先住猫>

成猫用のバリバリボウル(右)があいているのに、なぜか子猫用のバリバリボウル(左)を使う先住猫


***

下記は飼い主の近況です。興味のない方は下の猫写真までスルーしてください。

飼い主は今、仕事のあいまに趣味で露日翻訳をやっているのですが、1カ月かけてやっとキル・ブルィチョフの児童向けSF小説を2冊、訳出しました。日本語の文字数がざっと25万字(下訳レベルです)。
翻訳のなにが楽しいかというと、物語の構成を分析しながら、ゆっくり読めるところです。ひとまず下訳を終えたので、今月は推敲を楽しもうと思っていました。

そんな中、SF好きの友人(ロシア語ネイティブ)から連絡がきました。キル・ブルィチョフの作品を翻訳しているということを話すと、

「あーキル・ブルィチョフのアリサ・セレズニョワシリーズ、読んでいるんだ」(※アリサ・セレズニョワはヒロインの名前。アリサが活躍する作品のことを、アリサ・セレズニョワシリーズといいます)

「そう、その中の2作、映画化された『Сто лет тому вперед(100年の彼方)』と『Лиловый шар(直訳:ライラック・ボール)』を訳してみたんだよね。児童書だから基本すらすら読めるんだけど、ソ連時代を知らないとわからないところもあるし、ロシア語を読んで意味がわかっても、こなれた日本語にするのはすごく難しくて。キル・ブルィチョフってすごく有名だけど、あまり読んだことなかったから、この機会に翻訳の練習がてら、いろいろ読んでみようかなと思っているんだけど」

やる気になっているわたしに友人はさりげなく言いました。

「知ってる? アリサ・セレズニョワシリーズって全部で37作品あるんだよね」

………37作!!!

ほかに何作かあるかは知っていましたが、まさか……37作!!!

そしてわたしが訳した2作は、7作目と9作目にあたるのです。
(なるほど……。ヒロインのアリサの登場がやけに遅い上に、説明描写が少ないと思っていたのですが(おそらく編集に注意されるレベル)、それまでに6作あったのですね……)

「確かスピンオフも3作くらいあった気がする」

……まだあるのか……(白目……)

「オンラインで全作品読めるから、読んで翻訳してみたら?」

と、言われましたが、気が遠くなりました。

……1冊読むだけなら、たぶん1日か2日あればいけます。でも翻訳するとなると、下訳レベルで1冊2~3週間かかります……。

ひとまず今訳したものだけ仕上げて、次は別の作家の作品を読みたいなと。

一緒に寝る兄猫と妹猫


最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。

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