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本日の猫たち #344(引き続き、少し翻訳の話)
本日もゆるーく、お届けします。
よかったら猫たちの写真でなごんでいかれてください。
<隠れているのがわかっても、知らないふりをすべし>
![](https://assets.st-note.com/img/1717339332458-Kg1CRZhV5m.jpg?width=800)
妹猫からこちらは見えていないので、こちらも見えないふりをしないといけません
<あくびをしましたが、なにか?>
![](https://assets.st-note.com/img/1717336988764-rQYJbiQqfV.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1717336988816-5LS2ZqJ1Wm.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1717336989283-jGIROSVWuF.jpg?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1717337006301-2ST8npkHs8.png?width=800)
<ペロリスト>
![](https://assets.st-note.com/img/1717339544505-v60NZk8LvA.jpg?width=800)
<遠慮がちな先住猫>
![](https://assets.st-note.com/img/1717339626744-uzEURfKezq.jpg?width=800)
***
下記は飼い主の近況です。興味のない方は下の猫写真までスルーしてください。
飼い主は今、仕事のあいまに趣味で露日翻訳をやっているのですが、1カ月かけてやっとキル・ブルィチョフの児童向けSF小説を2冊、訳出しました。日本語の文字数がざっと25万字(下訳レベルです)。
翻訳のなにが楽しいかというと、物語の構成を分析しながら、ゆっくり読めるところです。ひとまず下訳を終えたので、今月は推敲を楽しもうと思っていました。
そんな中、SF好きの友人(ロシア語ネイティブ)から連絡がきました。キル・ブルィチョフの作品を翻訳しているということを話すと、
「あーキル・ブルィチョフのアリサ・セレズニョワシリーズ、読んでいるんだ」(※アリサ・セレズニョワはヒロインの名前。アリサが活躍する作品のことを、アリサ・セレズニョワシリーズといいます)
「そう、その中の2作、映画化された『Сто лет тому вперед(100年の彼方)』と『Лиловый шар(直訳:ライラック・ボール)』を訳してみたんだよね。児童書だから基本すらすら読めるんだけど、ソ連時代を知らないとわからないところもあるし、ロシア語を読んで意味がわかっても、こなれた日本語にするのはすごく難しくて。キル・ブルィチョフってすごく有名だけど、あまり読んだことなかったから、この機会に翻訳の練習がてら、いろいろ読んでみようかなと思っているんだけど」
やる気になっているわたしに友人はさりげなく言いました。
「知ってる? アリサ・セレズニョワシリーズって全部で37作品あるんだよね」
………37作!!!
ほかに何作かあるかは知っていましたが、まさか……37作!!!
そしてわたしが訳した2作は、7作目と9作目にあたるのです。
(なるほど……。ヒロインのアリサの登場がやけに遅い上に、説明描写が少ないと思っていたのですが(おそらく編集に注意されるレベル)、それまでに6作あったのですね……)
「確かスピンオフも3作くらいあった気がする」
……まだあるのか……(白目……)
「オンラインで全作品読めるから、読んで翻訳してみたら?」
と、言われましたが、気が遠くなりました。
……1冊読むだけなら、たぶん1日か2日あればいけます。でも翻訳するとなると、下訳レベルで1冊2~3週間かかります……。
ひとまず今訳したものだけ仕上げて、次は別の作家の作品を読みたいなと。
![](https://assets.st-note.com/img/1717339696465-oZkCfxAjy1.jpg?width=800)
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。
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