本日の猫たち #131(水拭きは楽しい)
「暑い」と言うと余計に暑くなるという説もありますので、「暑い」は控えめにしたいのですが、昼間、暑さと共に肥大化した「暑い」に言語中枢(左脳半球)をのっとられ、ほかの語彙が出てきにくくなっているのかな……とぼんやり考えるくらい、脳が暑さでやられてしまっています。
暑いと思考力が低下するので、そういうときは思考力を使わないことをやることにしています。なにかと言いますと「掃除」。おすすめは「床の水拭き」です。
猫たちのおかげで、私は「掃除」する習慣が身につきました。人間がなにもしなくても猫は日々、家を汚してくれます。猫たちの毛は毎日落ちていますし、猫が吐いたものが家のどこかにないとも限りません。
昨年はロボット掃除機(水拭き機能付き)にすべてお任せしていましたが、ロボット掃除機だとやっぱり見落としがあるので、自分でやるようにしたら、なぜか楽しくなり、気がついたら(仕事の合間に)水拭きをしてしまう体になってしまいました。
暑い日の水拭きは最高です。(※エアコン、もしくは扇風機ONで)
まず冷たい水が気持ちいい。フローリングがきれいになるのも気持ちいい。さらっとした床は快適です。打ち水効果があるのか、水拭き後は部屋がひんやりするのがまた気持ちいい。
(水拭きしていると、猫たちが「なんだなんだ」とやってきて、床の上に毛を落としていきますが、それは見ないことに…)
我が家はそれほど広くないので(豪邸なら自力では無理です)、なにも考えずに体を動かすだけで終わっていますし、家中水拭きすると、やったった感が半端なく、爽快な気持ちのまま、次の作業(仕事など)に移れるのです。
掃除中に思わぬ拾いものをするのも楽しいです。
今日は兄猫のひげを拾ったのですが、それが見事な枝毛。
お世話になっている動物病院のスタッフさんの話によると、猫のひげが抜けたり、切れるのはよくあることで、ひげの枝毛も栄養不足とも限らず、毛繕いのときに切れてしまい、枝毛になったのではとのことでした。
(こういう落とし物に気がつけるのも、自分で掃除する副産物?なのかも)
「暑い」「暑い」と言いながらも、体を動かし、掃除できるようになったので(一昨年までは夏バテがひどすぎて無理でした)、少しは(蒸し暑い)日本に順応できたのもしれません。
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おまけ写真
グルーミングと見せかけて、兄猫の椅子をのっとる妹猫
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
暑い日が続きますが、熱中症にはくれぐれもお気をつけください。