見出し画像

本日の猫たち #390(動物病院に行く日)

本日猫たち3匹そろって動物病院(健康診断とワクチン摂取)。
予約の連絡をしたら、「先住猫ちゃんだけ事前に鎮静剤(錠剤)を飲ませてから、お越しください」とのこと。

「???」

うちの先住猫はとてもやさしく、人間に手を出す子ではありません。兄妹猫がじゃれあっていても、遠くから静観する平和主義者です。
これまでも病院の検査で暴れたり、迷惑をかけたりしたことはなかった……はず……。なぜ先住猫だけ鎮静剤……? 気の強い妹猫ではなく、先住猫に?

先住猫(我慢強く、穏やかな性格です)


「???」でしたが、ひとまず鎮静剤をもらいに行きました。

鎮静剤という響きになんとなく悪いイメージを持っていたため、聞いたときはちょっと動揺したのですが、最近は猫たちの恐怖心、負担を減らすために、鎮静剤の事前投与というのが主流になってきているそうです。

しかし3匹全員ではなく、なぜ先住猫だけ鎮静剤? と思ったので、受付で確認したところ、前の検査のとき、うちの先住猫は保定されるのを嫌がり、スタッフさんに手を出してしまったそう……(大嫌いな爪切りだと思ったらしい。軽い猫パンチと威嚇だったそうですが、本当に申し訳ないです……)。飼い主の前で見せる姿と、飼い主以外の人の前で見せる姿は違いますからね……。「うちの子に限って」と言いたくなる親心が少しわかった気がします。

先住猫(左)と妹猫(右)
やさしい先住猫は兄妹猫になつかれています


人間なら「健康診断とはなんぞや」というのを頭で理解し、病院でどんな検査を受けても、自制できますが、猫からすると、病院はただただ「いやな目にあうところ」。
家でくつろいでいたら、急にケージに入れられて、言葉が通じない、知らないところにつれていかれて、ほかの動物たちの「助けてー」「帰りたいよー」という悲鳴が聞こえる中、押さえつけられて、注射で血を抜かれて………と考えると、確かにホラーです。

飼い主としては愛猫に必要以上の投薬はしたくないのですが(副作用も心配ですし)、暴れたり興奮すると、猫たちに怖い思いをさせるだけでなく(病院嫌いの子は余計に病院嫌いになってしまう)、いろいろ数値が上がってしまい、検査にも支障が出るそうなので、納得し、鎮静剤を飲ませて病院に行くことにしました。

猫、病院側双方のストレス、負担が軽減されるのであれば、それにこしたことはないです。

とはいえ、この鎮静剤を飲ませるのが本当に大変でした。
(大変すぎて写真撮り忘れました)

飼い主の手が届かない、キャットウォークの上に避難する先住猫


うちの先住猫は異様に賢いので、飼い主の雰囲気で「動物病院に行く」ことにいち早く勘づきます。フードに錠剤をしのびこませてもすぐに気づきます。口の中に落としても、すぐにペッと吐いてしまいます。
正直、病院で保定してすませられるのであれば、(飼い主も全面協力するので)保定したほうがはやいのではないかと思ったりもしたのですが、20分ほど悪戦苦闘してなんとか捕獲し、鎮静剤を飲ませることに成功。

このせいで遅刻するかと思いました……。

ただうちの猫たちは、事前にキャリーバッグを置いておくと、自分から入ってくれるので、それ以外の準備はスムーズでした。

キャリーバッグにすぐに入ってくれた兄猫(下)
リュックのにおいを嗅ぐ妹猫(中央)
先住猫(右)はすぐになにかを悟りました


先住猫がログアウトしました…


動物病院で猫たちは皆、おとなしく検査を受けてくれたようです。

検査結果は3匹とも大きな問題はなし。あやしい数値もあったのですが、ひとまず様子見ということで、ほっとしました。
検査&ワクチンは2時間ほどで終わったのですが、夏バテ中の飼い主はどっと疲れました。

……猫たちを連れて、帰宅したら、緊急地震速報が……。神奈川で震度5弱。
わたしが住んでいるところの揺れはたいしたことなかったのですが、昨日の今日で驚きました。

皆様、どうかお気をつけ下さい。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。
気が向いたら、またのぞいてやってください。


ありがとうございます。いただいたサポートは活動費と猫たちの幸せのために使わせていただきます。♥、コメントいただけると励みになります🐱