【読書メモ】 happy money 20日目

本日の3分間読書 200926 Sat.

タイトル:happy money
著者:Ken Honda (本田健)


【感想など】
 
言われてみれば確かに、お金を使うときには、
2つあるな、と思った。
 
例えば、
 
「愛」であれば、誕生日や記念日に
何かをプレゼントをするなどは、
相手に喜んでもらいたいという気持ちから、
 
「怖れ」であれば、病気や災害など、
いつ起こるか分からないもののために、
いざというときに備えておこうというのは、
不安や心配から
 
といった具合に。
 
 
でも、お金を使う頻度としては、
「愛」よりも、「怖れ」からの方が
多い気がする。
 
というか、
 
「社会そのものや、経済システムが
 「怖れ」がベースになっている」
 
のだから、当然と言えば、当然か。
 
 
しかも、人間の生存本能が、
危機回避を優先するために、
 
「愛」よりも「怖れ」の方が、
刺激的だし、敏感になるしで、

気持ちや意識が、不安や心配に
余計に傾きやすくなってしまい、

それをフラットに保つために
「安心を買う」という形で、
ついついお金を使ってしまう、
 
ということになるわけだ。
 
 
そうやって

・不安や心配を煽る
・感情が揺さぶられる
・心にスキマができる
・そのスキマを埋めようと安心・安全を得られる
 (得られそうな)商品・サービスに申し込む
 
といった具合に、言うなれば、
マッチポンプ式に消費を喚起して
経済を回して来たわけだ。
 
ということを考えると、
 
人間の生存本能(危機回避)と、
怖れがベースになっていることに
関連があるというのは、
非常に納得。

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