【読書メモ】 happy money 27日目

本日の3分間読書 201012 Mon.

タイトル:happy money
著者:Ken Honda (本田健)


【感想など】
 
IQ(知能指数)というのは、
 
何も手心を加えないと、
実は、年々高くなっているらしく、
 
調整を図るため、毎年問題を
難しくしているという話を聞いた。
 
 
世の中の発展や進歩によって
昔に比べて様々な環境が整えられ、
アクセスできる情報が増えたことで、
 
昔の子供と今の子供では、
何もしなくても、今の子供の方が
基本的な知能が高いとのこと。
 
 
逆に言えば、それだけ、
「普通」や「平均」のレベルや
水準が高くなっている、
 
ということでもあるわけだ。
 
そういう時代、世の中を
今の私たちは生きている、
 
ということを考えると、
 
学び続けて、ようやく人並み、
そこから頭一つ抜け出そうと思えば、
人並み以上に、学ぶ必要がある、
ということになる。
 
だから、IQを高める努力は
当然やるべきことではあるわけだが、
 
それだけで良いのかと言えば、
そうではない、ということ。
 
むしろ、IQ以上に重要なのが、
EQ(心の知能指数)だと
いうことなわけだ。
 
しかも、ただのIQ、EQではなく、
 
お金に関するIQ、EQということで、
 
お金との適切な関係を築くためには、
IQを高めつつも、EQをより高める
必要があるということだ。
 
 
言われてみれば、確かに、
 
頭では分かっていたのに、
感情に流されてしまって
理性的な判断を下せず、
 
後で冷静になって考えてみれば、
 
「何でこんなものを買おうと
 思ったんだろう?」
 
と思う、そんな失敗をした
という経験は少なくない。
 
実際に買った経験があるは
別にして、
 
深夜の通販番組を見ていて
 
何か良さそうに見えてしまい
買ってみようかな?
 
というのは、まさに
この典型だと思う。
 
 
深夜の通販番組のようなものでさえ
簡単に理性より感情が上回って
しまうのだから、
 
もっと他の場面における決断において
感情をコントロールして、冷静な判断が
できるかと言えば、非常に難しいと
言わざるを得ない。
 
 
そういう意味でも、
 
EQを高めることは、
とても重要なことなんだな、
 
と、あらためて気づかされた。
 
 
とは言え、自分一人で
それをするのは
とても大変なこと。
 
だからこそ、客観的な目で
冷静な判断で導いてくれる
"メンター"という存在が
大事だということなんだな、と。

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