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2023年のイベントで聴いたボカロ曲を振り返る【ボカロリスナーアドベントカレンダー2023】

 こんにちは、なのさPです。今回はobscure.さん(@voca6458)主催の「ボカロリスナーアドベントカレンダー2023」参加記事として文章を書いています。昨年に引き続き、素敵な企画をありがとうございます!

▽昨年の参加記事はこちら▽

 さて、今年の私は、非常にイベントに恵まれており、1年間にかなり多くのリアルイベントに行くことができました(当社比)。今回の記事では、私の行ったリアルイベントを振り返りつつ、そのイベントで聴いて印象に残った曲の話をしていきたいなと思います。ほぼほぼ自分語りになると思いますが、ゆるりとお付き合いしていただければ幸いです。それではいきましょう!
(ヘッダー画像はマジカルミライ2023の展示を撮影したものです)


1月

PARTY-A-GO-GO &COUNTDOWNにて『Inner Arts』

 カウントダウンライブをこの記事に入れるべきか悩みましたが2023年に入ってから演奏された曲があったので入れます。2022年の大みそかから元旦0時ちょっとにかけて開催されたIAのカウントダウンライブ「PARTY-A-GO-GO &COUNTDOWN」です。私が初めて行ったIAのライブでした。あとカウントダウンライブに行くのもこれが初めての経験でした。
 当日は『ノウナイディスコ』や『スーパーヒーロー』、『アスノヨゾラ哨戒班』『オツキミリサイタル』とIAの名曲をガンガン演奏してくれて、初めてのIAライブ参加でしたがめちゃめちゃ楽しかったです。ゲストとして結月ゆかりやLiaさんやナノさんがIAと一緒に歌ったり、ATOLSさんのDJタイムがあったりと4時間近くの長いイベントでしたがあっという間に時間が過ぎていきました。
 そして、年越しのカウントダウン後に演奏されたのが『Inner Arts』でした。言うなれば、2023年の最初に聴いたボカロ曲でした。ボカロのオタクとして圧倒的勝利な1年の始まりですね。1年の始まりのタイミングで「始めよう 未体験のステージを」というメッセージを受け取れたのは、とても印象に残っています。今振り返ってみると、この2023年は「未体験のステージ」=初めてのイベントに何度も出会うことになるので、ある意味予言みたいなものだったんじゃないかなと思います。

プロジェクトセカイ COLORFUL LIVE 2nd -Will-にて『モア!ジャンプ!モア!』

 どうもモモジャンでガチ泣きした限界オタクです。幕張メッセで開催されたセカライ2ndにも参加していました。ちょっと最近はプレイできていなくて全然追いきれていないのですが、プロセカはサービス開始の頃からとても好きです。初期の頃にやっていたタワレコカフェのイベントにも行ったことがあります(自慢)。
 どのユニットにも魅力があって全員大好きなのですが、モモジャンは何故か毎回涙腺を壊されがちな傾向があります。全力でアイドルしている女の子に弱い。ストーリーだったりゲーム上のバーチャルライブでもモモジャンは眩しいくらいに好きなのですが、やっぱりリアルライブでアイドルって凄まじくて…。特に『モア!ジャンプ!モア!』はパワフルなモモジャンが見れて最高でしたし、部分的とはいえ声出しが解禁されていたのもあって凄い盛り上がりでした。というわけでセカライ2ndから1曲選ぶとしたら『モア!ジャンプ!モア!』です。
 ちなみにセカライは、プロセカに収録されていれば非初音ミク曲でも演奏されるため、『ECHO』や『DAYBREAK FRONTLINE』、『踊れオーケストラ』『フォニイ』など様々なボカロ曲を大きな会場で楽しめる魅力があります。ボカロ全般大好き!というリスナーさんにこそ一度行ってみてほしいライブの一つです。

2月

MIKUSPLOSIONにて『ネクストネスト』

 2023年の2月に東京体育館で開催された大規模ファンメイドライブ「MIKUSPLOSION」(通称:ミクバク)にも行っていました。東京体育館といえば「マジカルミライ2014」の開催地の一つ、そんな大きな会場でファンメイドライブができるのか?開催告知の情報量の少なさもあって、はじめは詐欺かデスゲームなのではと疑う声もありました。私も疑ってました。のちに全国各地のファンメイドライブ制作チームが協力して運営していることが明かされ、実際の開催を無事迎えることができました。あのときは疑ってしまい本当にごめんなさい。
 当日のライブは2部構成で実施され、1部では『スパイラル・デイズ』や『Surges』『積乱雲グラフィティ』などを演奏してオタクを蹴散らしていました。『積乱雲グラフィティ』で隣の席の人と大騒ぎして仲良くなったりした思い出があります。2部では『鎖の少女』や『TYFW』『トンデモワンダーズ』などを披露。個人的にはカバーの『Butter-fly』で発狂していました。公式ライブでお馴染みの名曲から、知る人ぞ知る名曲まで幅広く演奏していたのが印象に残っています。
 そして、個人的に一番印象に残っているのが2部のトップバッターで演奏された『ネクストネスト』です。マジカルミライ2014のテーマソングでありながら当時はライブ演奏がなく、公式ライブでの初演奏は2022年のマジカルミライ10thまで待たなければならなかったあの曲ですね。しかし、マジミラ10thはインテックス大阪、幕張メッセ、札幌文化芸術劇場hitaruでの開催だったので、マジカルミライ2014の開催地の一つである東京体育館での演奏だけは未達成でした。
 そう、このMIKUSPLOSIONは、クリプトン公式すら達成していない「東京体育館での『ネクストネスト』の演奏」を達成したのです。”帰る場所見つけようともがいてる”『ネクストネスト』が9年の時を経てようやく東京体育館に帰ってきた瞬間に立ち会えたのは、このミクバクのなかで特に印象に残っています。公式がやらないのなら、ファンが作ってしまう、ボーカロイドの創作文化の極みだと思います。

3月

初音ミクJPツアー「THUNDERBOLT」にて『アンハッピーリフレイン』

 続いての話題は、2月~3月にかけて開催された初音ミクの国内ライブツアー「THUNDERBOLT」です。久々の声出し全面解禁ライブということもあり、めちゃめちゃワクワクしながら会場に向かったのを覚えています。
 東京公演の2日目に参加しましたが、当日のセトリはかなり凄まじく、往年の名曲だけにとどまらず、MIKUEXPO、雪ミク、GALAXY LIVE、TwoYouと歴代ライブのテーマをぶつけてくる狂気でした。『いいねってYEAH!』で暴れ、『Decade』で泣き、『アイ』で叫び、『ノヴァ』で命を失ったオタクは俺だけじゃないはず。1曲目を『THUNDERBOLT』にして最後に『ノヴァ』を演奏するの本当に凄かったです。「陽の光を待ちわびている」→「もし空が晴れたらまた一緒に旅をしようよ」のメッセージが強すぎる。暗い世間の雰囲気をミクが打ち破ってくれた感覚がありました。『ノヴァ』、良すぎる。
 で、このライブから一曲選ぶとしたらwowakaさんの『アンハッピーリフレイン』です。というのもwowakaさんのボカロ曲の中で最も好きな曲で、かつ初めてライブで聴いたwowaka楽曲になったからです。
 『アンハッピーリフレイン』はボカロにハマりたての頃から知っている曲で、いつかライブで聴きたいと願っていた曲でした。なんなら会場に向かう際にこんな会話を友人としていました。

友「今日のライブ何聴きたいよお前?」
私「うーん色々聴きたいのはあるけど、まだwowakaさんの曲をライブで聴いたことないしなあ… 『アンハッピーリフレイン』とか聴けたら最高だな」

 完全にフラグでした。演奏してる最中は最高とかを通り越してずっと泣いていました。ライブハウスという空間で聴く『アンハッピーリフレイン』は、迫力もあり、忘れられない数分間になりました。

4~6月

イベント参加なし

 4月から6月にかけては色々とやらなければならないことがあったため、リアルイベントへの参加はありませんでした。その代わり、Kiite Cafeに度々お邪魔して楽曲発掘をしていました。

7月

MIKUCrossing♪04にて『StargazeR』

 久々のイベント参加!今度は7月15日~16日に埼玉県県民総合活動センターで開催されたファンメイドライブ「MIKUCrossing♪04」(通称:ミククロ)に行きました。私は7月15日の初演に参加しました。
 当日のセトリは『METEOR』にはじまり、『NEPPUU~熱風~』『夜行性ハイズ』『アンノウン・マザーグース』『Vocaloid Become Human』など強気なミク曲をガンガン演奏。さらにクリプトン組だけにとどまらず、GUMI、IA、v flowerも出演し、『セツナトリップ』『LIVEDRIVE』『雨とペトラ』なども演奏されました。『GETCHA!』や『チューリングラブ』(リンレンカバー)のように公式ライブでは中々見られない楽曲があったのも印象に残っています。そんなミククロ04の様子の一部がYouTubeに挙がっていますのでぜひ見ましょう。また、全編のリバイバル配信も今後あるらしいです。

 かなり幅広い楽曲を演奏したミククロ04ですが、特に印象に残っているのが骨盤Pの『StargazeR』です。黎明期の公式ミクライブでよく演奏された一曲であり、YouTubeにも「ミクの日感謝祭」の映像が残っています。黎明期こそ演奏されていた一曲ですが、最近のライブでは中々お目にかかれなくなり、「ライブでは聞けないかな…」と思っていました。そんな中、ミククロという場で『StargazeR』が演奏され、力強いギターサウンドと真っ直ぐに歌うミクの姿を浴びることができたのがとても嬉しかったです。記憶をなくしてもう一度行きたいライブの一つです。

ピノキオピーワンマンライブ「MIMIC」にて『Mei Mei』

 続いては、7月29日に横浜のKT Zepp YOKOHAMAで開催されたピノキオピーさんのワンマンライブ「MIMIC」です。ピノキオピーさんは私の最推しボカロPなのですが、今までライブに行ったことはなく、これが初めてのライブ参加でした。(そもそもボカロPのライブに行くのも初めて)
 ライブでは『転生林檎』『アルティメットセンパイ』『神っぽいな』などの直近の人気曲から、『ニナ』『すきなことだけでいいです』などのコアな人気曲まで幅広く演奏されました。『転生林檎』→『アルティメットセンパイ』の繋ぎが好きすぎる。
 2023年の衝撃作とも言える『匿名M』ではインタビュアーのARuFaさんがゲストとして参加し、会場が沸き立ちました。マジで何だったんだあの時間。ARuFaさんがリミックスした『アップルドットコム』も演奏され、超豪華なステージを楽しむことができました。
 そんな豪華で楽しいライブでしたが、一曲挙げるとしたら『Mei Mei』です。2018年の投稿作なので決して新曲というわけではないのですが、ライブ中の自分の心に突き刺さった一曲でした。あまり良い表現が今思いつかないので、私のライブレポの文章を引用します。とにかく、ピノキオピーさんの描く音楽が好きでたまらないんだな…と気づかせてくれた一曲です。

まさか自分がこの曲で泣くとは思いませんでした。音楽あんまわかんねえけど、寿司くらい好きなんだと改めて気づきました。楽しいことだけじゃ生きていけないけど、今ここで音楽を共に楽しむ時間がずっと続いてほしい、そんな風に思わせてくれた一曲です。あなたの音楽に出会えて本当に良かった。

なのさP『ピノキオピーワンマンライブ「MIMIC」に行ってきたよレポ【ライブレポート】』

 ちなみに、このライブ「MIMIC」ですが、「YouTube Music Weekend」の一環で映像が公開されています。全編ではないものの、40分ものライブ映像が見れるチャンスですので、ぜひぜひご覧ください。


ミクストリーム vol.1にて『本当は演奏家たちとともに』

 7月はイベント盛りだくさん!7月30日にはKiite Cafeユーザー向けのボカクラ「ミクストリーム vol.1」(通称:ミクスト)が開催されました。初めてのボカクラでスーパー緊張しながら会場に向かったのをよく覚えています。
 当日のDJにはKiite Cafeにゆかりのある方々が名を連ね、ボカロPとしてはアオワイファイさん、フロクロさん、世界電力さん、OUTLOUDさん、駱駝法師さん、きさらさん(オンライン?参加)が登場しました。流れる曲もKiite Cafeで支持を集めている曲が多く、「ワギンノンナイスロォォン↑ワラミマミタケメキタミポポン♪」のコールでお馴染み『バズリニキ真下くんとコサンニーナ・リマセンカちゃん』や感情を揺さぶる一曲『祈り(あるいは抒情詩)』、Cafe民が沈んでしまう『深海少女』、暴れ狂う『ライアーダンサー』など様々な楽曲が流れました。
 また、出演者も参加者もほとんどがKiite Cafeユーザーであり、ただ曲を聴くだけでなく、ユーザー同士が交流する場面も多く見られました。私も初めてリアルで会うユーザーさんたちとご挨拶したり推しPの話をしたり、一緒にヤバい曲で盛り上がったりしたのを覚えています。
 そして、当日流れた楽曲から一曲だけ選ぶとしたらばらっげさんの『本当は演奏家たちとともに』です。この曲はイベント主催の一人であり、トリのDJを務めてくれたギザ(@giza_miku)さんが最後の一曲としてかけた楽曲です。確かにKiite Cafeで人気のある一曲ではありますが、このイベントの最後に流されて感情めちゃめちゃになりました。イベントで、Kiite Cafeで流れた全ての楽曲とそのクリエイターに捧げる一曲だったと思います。そして、Kiite Cafeという1サービスからここまで大きなイベントが生まれた瞬間に立ち会えて、とても光栄でした。

8月

イベント参加なし

 なんか参加していた気がするんですけど、記録を確認しても特に参加したイベントは無かったです。個人的に忙しい時期だったのと、マジカルミライに向けて節制していたのが大きな原因なんじゃないかなと思います。あとボカコレがありましたね。

9月

マジカルミライ2023にて『愛されなくても君がいる』

 8月にインテックス大阪、9月に幕張メッセで開催された、初音ミクの超大型イベント「マジカルミライ2023」、私は幕張の1日目と3日目に参加してきました。この記事を読んでいる人ならこのイベントの概要くらいは知っていると思うので割愛します。当日は沢山の方と交流する機会に恵まれ、改めてボカロを好きになって良かったな~と感じていました。
 ライブに関しては、もうなんか滅茶苦茶にされました(混乱)。未だにちゃんとかみ砕けていない気がします。初手『カルチャ』『神っぽいな』『ローリンガール』『初音ミクの消失』も狂っているし、『ヘッジホッグ』は強かったし、『フェレス』はカッコよすぎた。挙句の果てに『39みゅーじっく!』や『初音天地開闢神話』も投入し、とどめの『ブループラネット』ですよ。『ブループラネット』演奏したの未だに幻覚だったと思ってます。そして満を持して『Birthday Song for ミク』と『HERO』ですよ。ボロ泣きしました。
 色々感情がヤバかったマジカルミライ2023のライブですが、一番心に刻み込まれているのは、2020のテーマでもある『愛されなくても君がいる』です。情勢に翻弄されながら、それでもミライを途切れさせないように、3年間も歓声のないステージに立ち続けた2人のミクに、ようやく歓声をかけることができた最高の時間でした。どんなときも、「初音ミク」でいてくれた彼らに、ありったけの愛と拍手を送ることができて幸せでした。
 余談ですが、マジカルミライ終了後、TwitterでOmoiのアカウントから『グリーンライツ・セレナーデ』の伴奏で歌われる『愛されなくても君がいる』が投稿されてガチ泣きしました。オタクは二度死ぬ。

10月

Vocation Chiba #ボカチバにて『Hand in Hand (八王子P Remix)』

 毎月第1日曜に千葉中央で開催されているボカクラ、「ボカチバ」の10月回にも行ってきました。この回はボカチバ9th Anniversaryということで、ゲストDJとして八王子Pさん、r-906さん、R Sound Designさんが登場しました。豪華ゲスト陣すぎる。
 当日は『プシ』や『怪電話』、ミクカバーの『新宝島』、配信されたばかりの『ボルテッカー』など幅広く選曲されました。r-906さんが強気なremixをガンガンかけまくっていたのと、R Sound Designさんが邦楽のミクカバーをかけていたのをよく覚えています。まさかボカクラに行ってtofubeatsの『水星』を聴くことになるとは思いませんでした。
 で、一曲ピックアップするなら八王子Pさんがかけた『Hand in Hand(八王子P Remix)』です。八王子Pさんは自分のボカロ曲である『気まぐれメルシィ』や『バイオレンストリガー』で盛り上げる一方で、ブルーアーカイブ楽曲の『Unwelcome School』(「Let'go!!!!」のミームのアレ)も使ってくるなど、かなりヤバいDJプレイを披露してくれました。その中でも『Hand in Hand(八王子P Remix)』は自分の中でのお気に入りだった楽曲なので、本人のDJから聴くことができて最高でした。『Hand in Hand』のremixで一番好きです。さらに『Glimmer』も選曲したりと、八王子Pさんが度々語っている、kzさんへのリスペクトと愛を感じる時間でした。

VOCALOID Tempestにて『LIVEDRIVE』

 お次もボカクラ。今度は10月28日に渋谷で新たなボカクラとして開催された「VOCALOID Tempest」(通称:ボカテン)に行ってきました。
 当日のDJはあちこちのイベントで活躍してきた実力者さんたちと、現場デビューしたばかりのルーキーDJさんたちの両方が名を連ねました。経験値に差はあれどDJとしての腕前は皆さん最高でした。マジカルミライテーマやMIKU EXPOのテーマが流れる一方で、強気のエレクトロスウィングやremixも流れまくり、個性豊かなつよつよDJプレイを楽しむことができました。『人マニア』が流れてきたときの盛り上がりっぷりをよく覚えています。個人的には『むてきPOP』をクラブで聴けたのが楽しかったです。
 そして思い出深い一曲が、じん(自然の敵P)さんの『LIVEDRIVE』です。流したのは今回が初現場のしぐ(@METEOR_4939)さん。実はありがたいことに、以前から私とTwitterで繋がってくれている方であり、ちょこちょこボカロやモータースポーツの話題を投げ合っています。そんなしぐさんが『LIVEDRIVE』というボカロ×モタスポな曲を流したことも嬉しかったですし、あとでお話を伺ったら「『LIVEDRIVE』刺さってたみたいで良かった~!」的なことをおっしゃっていて、かなり思い出に残っています。交流のある方々が活躍している姿を見れたのは、自分にとっても大きな刺激になりました。

11月

Miku's Origin at 津田沼祭2023にて『Catch the Wave』

 11月は千葉工業大学のネットワークコンテンツ研究会主催の「Miku's Origin at 津田沼祭2023」(通称:ミクオリ)に行ってまいりました。千葉工大の学園祭である「津田沼祭」での開催となり、ライブ会場となった教室はごく普通の教室でしたが、スクリーンや音響機材など、かなり本格的な準備が施されていて驚きました。
 当日はミニライブのような形で、『裏表ラバーズ』や『ロストワンの号哭』『神のまにまに』など6曲を披露。短い時間でしたが、照明の使い方や、スクリーンで花火を投影するなど、演出にこだわりを感じるライブでした。
 そして、特に一曲挙げるなら『Catch the Wave』です。個人的にまだライブで聴けていない一曲であったことも印象に残った理由の一つではありますが、それ以上に、このファンメイドライブの中で「僕らの未来 震わせよう」というメッセージを受け取れたのが嬉しかったです。このミクオリが、もっと大きなライブに進化していったときに、どんなライブを見せてくれるのか、すごくワクワクします。さらに広がっていくライブの未来を、どんどん震わせていってほしいです。

12月

"まだ"イベント参加なし

 この記事が投稿される12月12日段階では、まだイベント参加なしの状態です。ただ、16日~17日に電気通信大学のバーチャルライブ研究会が主催する「MIKUEC2023」のチケットは確保していますし、クリスマス前後にかけて開催されるボカクラにも行きたいと考えています。というわけで、2023年のイベント参加はまだまだ続きそうです。

おわりに

 というわけで、以上が私の参加したリアルイベントになります。全部で11です。去年は公式ライブに3回程度しか行かず、その前はマジカルミライしか行かなかった人間が、今年1年だけで11回もイベントに足を運んだと考えると、ずいぶん進歩?した気がします。
 改めて振り返ってみると、それぞれのイベントで色々な思い出があって、たくさんのボカロ曲に出会うことができたな…と感慨深くなります。自分は本当に恵まれていると思うのと同時に、イベントを支えているたくさんの方々には頭が上がりません。本当に素敵なイベントをありがとうございます。
 きっと来年もたくさんのボカロイベントが開催されると思います。新たな音楽や仲間との出会いがそこに待っているのではないでしょうか。この出会いを大事にしながら、このボカロ文化に向き合っていきたいです。
 最後になりますが、ここまで読んでいただきありがとうございました。次は、どこかのイベント会場でお会いしましょう!

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