映画ノート④ アートアニメ映画『ファンタスティック・プラネット 』(1973)
小さな人類オム族が巨大なドラーグ族にペットとして飼われている世界を描いたルネ・ラルー監督のSFファンタジー・アートアニメ。
昔、 一日だけの特別上映会があり、事前情報なしで観て、その奇想天外でシュールな世界にびっくり仰天した作品。
逃げ出したオム族の母子がドラーグ族の子どもの巨大な青い手で弄ばれる冒頭場面のシチュエーションは、『ミステリーゾーン』の傑作エピソード「連れて来たのは誰?」にちょっと似ています。
宮崎駿は「ヒエロニムス・ボスの絵のようだ。」と言ったそうですが、