Webライターと会話型AI。共存すれば「仕事」は奪われない
最初に、本記事では結論として「Webライターと会話型AIが共存したときの可能性」について伝えている。筆者は、会話型AIは仕事を奪う敵ではなく、仕事をサポートする優秀な部下であるという見方をしている。それゆえに、実際にAIを使ってライティング業をしているライターの一人である。
話題の会話型AIを使い続けてみて、ライターにしかできないこと、AIのサポートを受けたほうが良いこと。が見えてきた。
会話型AIは、とくに初心者ライターの強い味方になるので、当てはまるなら最後まで読んでほしい。
※筆者が使用する会話型AIは話題の「ChatGPT」ではなく「GoogleBard」
その理由は、本記事の後半で説明するが、ライティングとの相性だけ考えると「GoogleBard」のほうが頼れる相棒になるからだ。
では、実際に会話型AIを使ってライティングしてみる。
会話型AIに「リード文」を執筆させる
例えば、こんな質問をする
【Webライターにとって会話型AIは脅威でないことを伝えたい。300文字くらいで、リード文を考えて】
すると…
筆者が感じたことは、以下の3つ。
・300文字くらいでという指示に対して、418文字で返答があった
・筆者の質問を理解し、AIは脅威ではないことを伝える文章を生成した
・ですます調になっているが、「ます」が多い印象
とはいえ、リード文を0から考えるよりも、テキストを生成してくれたほうが、作業効率は良くなる。また指示していないのに、PREP法で文章が構成されているのもGood!
初心者ライターは、この方法を知った時点で会話型AIを実践したくなるだろう。きっとメタディスクリプションの執筆も試したくなったハズだ。
会話型AIに「ペルソナ」を執筆させる
例えば、こんな質問をする
【KW「ライター 会話型AI」でどんなペルソナを設定できるか。5つ箇条書きで生成して】
すると…
「箇条書きで」という指示も反映していて非常に優秀。ペルソナも的を得ている。
こんな質問もしてみる。
【逆に、今のKWに興味がないターゲットはどんな層だと思う?】
会話型AIは予想以上に有能だった。という訳で、AIが書き出した①-⑤のペルソナに当てはまるユーザー対して本記事を作成している。
ちなみに、KW選定から、リード文を作成し、ペルソナを設定するまでに要した時間は約5分。明らかに効率が良い。さらに文章をブラッシュアップすれば、質を高めることが可能である。
会話型AIに「見出し」を執筆させる
例えば、こんな質問をする
【KW「ライター 会話型AI」でH2を5つ、H3を3つずつ、生成してみて】
すると…
正直、AIが考えた見出しは参考にならない。なぜなら、とりあえずKWからH2とH3を作成した感が強いから。という訳で、見出しは、会話型AIに頼らずに、リサーチをしながら構成を組み立てるべきだと感じた。
個人的には「SEOはAIに任せてもOK」という考え方に同調できない。
物足りなさを感じるので、こんな質問を追加してみた。
【さっき考えた、5つのペルソナに当てはまる、見出しを生成してみて】
すると…
やはり、物足りなさを感じる。
必要な情報ではあるが「何か」が欠けている。
人間が抱く気持ちをイメージするのはAIには難しいようだ。
とはいえ、個人ブログで記事を量産する目的であれば十分に役立つレベルだろう。例えば、PVだけを狙ったトレンド記事の個人ブログを作りたいなら、AIが本領を発揮するかもしれない。
ちなみに、ここまでの文章はAIのサポートを受けながら執筆したもの、引用してある部分はコピペ、引用してない部分は私個人の見解である。
きっと初心者ライターは、リード文・ペルソナ設定を会話型AIにサポートしてもらうだけで、作業効率が上がり、収益が改善されるだろう。筆者も大変だった時期があるので、ぜひ試してほしい。
ここから先は、より重要なポイントになるので有料になります。もし文字単価1円付近で困っているなら、続く部分から情報を得て、スキルアップを目指しましょう。
会話型AIを上手に使えば、クライアントから求められるライティング以外のスキルも簡単に活用できるようになります。
続く部分では、おもに以下の点を扱います。
・ライターがやるべきこと
・会話型AIにサポートさせるべきこと
・「GoogleBard」がおすすめな理由 など
知っておいて損はしない内容です。気になる方は是非ご覧ください。
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