当時は打ち切りだが、今となっては1番まともなシリーズ【ターミネーター: サラ・コナー クロニクルズ 】
『ターミネーター: サラ・コナー クロニクルズ』は、全人類を救うリーダーとして運命づけられた息子ジョンを守り育てる母親サラ・コナーの物語です。
シリーズの中でサラは、過酷な運命と向き合いながら、息子の未来を守るために全力を尽くします。
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ストーリーの背景
物語は、サラが未来の抵抗軍兵士カイル・リースとの間に息子ジョンをもうけたところから始まります。
ジョンは、未来で抵抗軍の指導者となる運命を背負っていますが、彼はまだその使命を理解していません。サラは過去からの刺客に対抗するため、ジョンを守り、育てる決意を固めます。
ターミネーターシリーズの中ではマシな方
物語はターミネーター2の後であり、液体金属の彼を倒してシュワちゃんを見送った後に親子はどうしてたのかを描く。
このドラマの後にターミネーター4、新起動、ニューフェイトと映画が放映されたがそれらよりもマシだと思う。
シーズン1は2年ほど敵の襲撃を受けなかった親子の元に、ターミネーターが送り込まれるとこらから始まる。
再プログラムされたキャメロンが助けに入り、彼らは生き延びる。
既に送り込まれていた抵抗軍たちと協力して、敵を倒すもキャメロンが爆破の勢いで元に戻ってしまうところで終わる。
短いながらもCGを殆ど使わずに緊迫感のあるドラマだった。
問題はシーズン2である。
キャメロンを再起動して味方に戻った後は、サブキャラの物語に進む。ここが退屈であり、殆どのキャラが死んでしまうので中身のないエピソードが続く。
ラストだけ面白く、ゼイラ社のウィーバーを訪ねる親子。
元クロマティであるターミネーターや、スカイネットの元になるコンピュータを破壊しかけるもそれらはスカイネットの敵だという。
クロマティは未来に逃げてしまい、ジョンとウィーバーだけ未来に飛ぶ。
飛んだ先は、まだジョンがリーダーになる前の世界でありリース兄弟も生きていた。
シーズン2で打ち切りだったために、この後の流れは誰にも分からない。
勝手に考察すると、ターミネーターの倒し方を知っていたジョンが抵抗軍の中で出世してリーダーになるのだろう。
その後にリース兄弟と、キャメロンを過去の自分のために送ることになるはず。
現世では残ったサラがスカイネット破壊のために動くのかは分からないが、3を踏襲してるなら道半ばで死んでしまう。
ドラマで世界が変わったので、3をすっ飛ばして審判の日の後に話は移ったはず。
当時は海外ドラマも落ち目で、収益が落ちたら打ち切りだったが配信になった今なら続きも作れただろう。
サラ・コナーのキャラクター分析
サラは、ただの母親ではありません。彼女は息子のために、あらゆる危険と戦う強い女性です。未来からの脅威に立ち向かい、時には過酷な選択をすることでジョンを育て、彼をリーダーとして準備させます。サラの成長と強さは、物語全体を通じて重要な要素です。
ジョン・コナーの成長
ジョンは、母親の厳しい教えを受けながら成長しますが、最初は自分の運命に無関心です。しかし、次第に彼はサラの苦悩や未来の危機を理解し始め、自己の使命に目覚めていきます。この過程は、母子の絆を深め、物語の感動的な要素となります。
新たな脅威:ターミネーターとスカイネット
スカイネットは、未来から次々とサイボーグを送り込み、ジョンの抹殺を企てます。サラとジョンの前に立ちはだかるターミネーターたちは、絶え間ない脅威として存在し、彼らの戦いは熾烈を極めます。また、未来のジョンから送り込まれた少女型ターミネーター、キャメロン・フィリップスは、彼らの護衛として重要な役割を果たします。
テーマとメッセージ
本作は、運命と選択、母子の絆をテーマにしています。サラは息子を守るために何を犠牲にしなければならないのか、そしてジョンは自らの運命を受け入れることができるのか、これらの問いかけが観客を引き込む要素となっています。
受容と影響
放送当初から批評家やファンから高い評価を受けた本作は、シリーズ全体に多大な影響を与えました。特にサラ・コナーというキャラクターの強さは、多くの女性ファンにインスピレーションを与えています。
結論
『ターミネーター: サラ・コナー クロニクルズ』は、単なるSFアクションにとどまらず、母親の強さや家族の絆を描いた深い物語です。サラ・コナーの奮闘は、現代社会における母親の役割を再考させる重要なテーマとなっています。
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