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【連載再開】ゴキブリと船内だけがいいと話題だった映画-実写版テラフォーマーズ-

他にもっと酷い映画はあったので、そこそこ面白かった。

あらすじ

人類の存亡をかけた火星地球化計画の開始から500年。計画の総仕上げのために火星に降り立った15人の隊員を、異常に進化した凶暴な人型生物たちが襲う。

大まかな1巻の流れは崩されてない。バグズ1号の悲劇は描かれず、送られたテラフォーマーズの頭部だけ映る。

バグズ2号の乗組員や、バグズ手術の結果は原作再現が高くひどいとは思わなかった。

脱出のさいにゴッドリーが爆炎を吐いて逃げるが、首をちぎられたシーンはなかっま。

何故か女性2人に気に入られて、守られながら死んでいく。

バッタの小栗旬と、スズメバチの伊藤英明が大方のゴキブリを倒し山田孝之と地球に帰還する。

武井咲が死後強まる念で、蛾の粉塵爆発をするシーンもオリジナルだった。速攻でゴキブリに首を折られるのは絶望的だったが、さすがに出番がなさすぎたか。

ゴキブリのCGや船内のセットは素晴らしくて、かなりよくできていた。

緊迫感がない点や、一部のオリジナル設定がやりすぎなどが評価を悪くしているようだが、同時期にタケノコのように生まれた残念実写映画に比べるとマシだと思う。

見るに堪えない映画はたくさんあるので、それらを見た上でこれ見ると普通によかったと思えるだろう。

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