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『初見』続編やスピンオフが話題のエイリアンシリーズ最終作【エイリアン4】

エイリアンに4があるの知らなかった。

あらすじ

エイリアンを宿したリプリーの死から200年。エイリアンの軍事利用を考える者が彼女をクローンとして再生し、その体に宿るエイリアンを摘出する。そして、宇宙船内での養殖が試みられるが、不測の事態が発生し、リプリーは宿敵と戦うことになる。

※この記事では、とりあえずコヴェナントも正史に含んで考えてます。前日譚シリーズを認めると複雑にはなるが、良かった点もある。

エイリアンシリーズは2で終わり、3で終わりなどと言われていたのに4を作ったのは当時だからだろう。

エイリアンクイーンすらと排除した後に、リプリーに寄生していたという駄作、それすら終わったのに200年後の世界を描く。無茶である。

4では、何故かエイリアンの復活のためにリプリーのクローンを作りクローンからエイリアンを摘出していた。

リプリーから生まれたクイーンを用いて、エイリアンの養殖を図るが宇宙海賊が来たことと、知能を持ったエイリアンの脱走によってまた危機が訪れる。

軍事利用を考えるものは死に、母船は爆発された。海賊の一部とアンドロイドコール、リプリーは荒廃した地球に降り立つ。

これがエイリアン最終作のラストだ。

地球を目指していたリプリーは、200年かけて帰還することができたのだ。

コヴェナントまでを正史にすると変わること

エイリアンファンはコヴェナントを認めない傾向にあるが、あえて認めてみる。

プロメテウスとコヴェナントを通じてエイリアンが生まれたきっかけが分かる。

エンジニアが残した兵器がエンジニアに寄生して、ゼノモーフの始祖が生まれる。そこから生まれた胎児をアンドロイドが交配実験した結果、エイリアンの原型ができあがる。

アンドロイドは創造が出来ないと言われていた。それを否定するために彼は実験を繰り返して生命の神秘を感じてしまった。

数多く作られたエイリアンの卵は、植民地化が進む未来を待っていてエイリアン1でそれは実現される。

エイリアンシリーズは、この生まれてしまった異星人を滅亡に追い込む側と利用する側の争いだったと分かる。

最終作では、リプリーのクローンとクイーンから生まれたニューボーンが心を通じ合わせるところまで到達したが、ニューボーンの力を恐れて宇宙に排出した。

これでエイリアンは完全に滅亡したことになる。

キーとなるアンドロイド

プロメテウスから、エイリアン4にかけてアンドロイドには大切な役目がある。

デヴィット(プロメテウスからコヴェナント)

ウェイランドの実子のように育てられる。エンジニアに対して興味を持つも、怒りを買い一度破壊される。

ショウ博士に直してもらうが、ショウ博士を殺しエンジニアの星にエイリアンの種をばら撒く。ゼノモーフの交配実験し続けて、エイリアンを生み出してしまう。

アッシュ(エイリアン1

エイリアンの保護を会社から指示されていることがバレて、破壊される。

エイリアンの存在を分かっててウェイランド社は植民地計画を進めてた。この辺りは謎。

ビショップ(エイリアン2と3

唯一まともなアンドロイド。リプリーに疑惑を持たれながらも、脱出に役立つ。

3ではモデルになった社員も出てくるがリプリーの自害を防げなかった。

コール(エイリアン4

エイリアンの軍事利用を防ぐために、アンドロイドが作ったアンドロイド。リプリーを襲うが、最後には協力して脱出する。

地球に降り立ってあとは不明。

アンドロイドが始めたエイリアン計画を、最後にはアンドロイドが始末したことになる。

実はコヴェナントまでを含めて考えると、終わり方はきれいだったりする。しかし、コヴェナントとエイリアン1の繋がりは浅いし途中で切られているのが気になる。

スピンオフもプロメテウスたちは無視すると明言されていた。何のための前日譚だったのか。

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