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鬼太郎推しを作ってしまった妙作【鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎】

私が住む鳥取県は、ゲゲゲの鬼太郎の作者水木先生の地元だ。

記念館は先日リニューアルされて、より今風に楽しめるように変わった。

そんなゲゲゲの鬼太郎シリーズが新作として、父親である目玉のおやじや鬼太郎の誕生に絞った新作を作った。

これがヒットして、新しく鬼太郎推しとなる若い世代を引き込んだらしい。

あらすじ

漫画家・水木しげるの生誕100周年記念作品で、2018〜20年に放送されたテレビアニメ「ゲゲゲの鬼太郎」第6期をベースに、シリーズの原点である目玉おやじの過去と鬼太郎誕生にまつわる物語を描いた長編アニメーション。

昭和31年。鬼太郎の父であるかつての目玉おやじは、行方不明の妻を捜して哭倉村へやって来る。

https://eiga.com/movie/94687/

そもそも鬼太郎とは

そもそもの鬼太郎を知らない人も多いだろう。

かつて地上を支配していた幽霊族の唯一の末裔であるが、原作「地獄篇」とアニメ第3作「地獄篇」のみ、幽霊族の父と人間の母との混血(半妖)とされている。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/鬼太郎

設定はコロコロと変わるが幽霊族の末裔で、人が幽霊で困ってると人助けしている点は同じである。

今作は、鬼太郎たちが廃村哭倉村を訪れて幽霊退治をしているところから始まる。

ここは目玉おやじがかつて「ある男」と出会い、彼とふたりで巨大な悪に立ち向かった場所でした。目玉おやじはかつてのことを語り始める。

「血液銀行」で働くサラリーマン・水木は、「龍賀一族」の当主・時貞の死去を知り担当していた社長のために村に向かう。

上司からは謎の密薬Mの情報を探ることを指示された。

村で目玉おやじの若い頃、通称ゲゲ郎と出会う。

彼は妻を探してこの村まで来たという。

どうやらMは、捉えた幽霊族の血を使った薬でありゲゲ郎の妻はその材料になっていた。

幽霊族の血を吸って育った桜や、魂を孫に移して蘇る時貞など突飛な展開にうつる。

ゲゲ郎は、妻や息子(鬼太郎)のために自らが依代となり呪いを受け切るつもりだったが、失敗して目玉だけが残る。

妻の遺体からは鬼太郎が生まれ、墓場から蘇る墓場鬼太郎の誕生となる。

どうやら水木は鬼太郎を6歳までは面倒みたらしいが、そこから鬼太郎と目玉おやじは出奔して有名な木の家に住んだとされる。

水木は先生の過去イメージか?

もう1人の主人公である水木は、名前からも先生をモチーフにしている。

戦争時代のエピソードもおそらく先生の漫画から取っている。壮絶な戦闘から生き延びた結果、野心が持つ。

そんな彼も優雅な一族と思っていた連中が、戦争時代の上と何も変わらないことに気づき見えないものを信じるようになる。

彼はゲゲ郎と出会い、変わったので最後鬼太郎を見つけたときに抱きしめることができた。

鬼太郎は彼の祖先や父を殺した人間に救われたのだ。

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