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両親の問診時間  「理想主義 自己教育の問いとして」②

「自由」という状態は、抑圧されているものから解放されたり、自分の好きなことだけやれていることであったり、人生が何の障害もなくうまく回っている時のことをいうのでしょうか?

一体、本当の「自由」とは何なのでしょう。

これもまた、この読書会での大きなテーマです。


ここでは、「自由」と「こころを決める」ということに大きな関係を見出しました。

自分をどんな人間にしていきたいのか。それを自分自身で決めること。

外側のモチベーションに左右されることなく、自分の内から決意してその決意に沿って生きていく。その決意こそ、人がもつ「理想」からくるものなのだと思います。

理想を持って生きることは、本当の「自由」ということにつながるのだということ、

だから、人間は人生を貫く一人ひとりの「理想」が必要なのだと、今回の深い学びで感じたのでした。

そして、まっとうな理想主義への道を導いていくものは、自分自身を教育する力しかないのです。

自分の人生を自分で考え、自分で決めて、自分の足で歩いていく。

自分がこの人生で何を心底やりたいと思うのか、どんな人間になりたいのか、その自分の奥底の「理想」をつかむ。自分の中にある光を目をそらさずに見ていく。

そのことを改めて深く考えさせられた読書会でした。

理想主義を阻んでしまう、虚栄や不安、絶望や不満を、乗り越えていく具体的な自己教育の方法も、読み深めつつ共有しながら今回のテーマは終わりました。


次回のテーマは 

「生涯のパートナーと結婚の意味」です。

日時:2019年2月6日(水)10時から12時半

場所:岩出市根来 個人宅にて

興味のある方は

mitteno20@gmail.com までお問い合わせください。


読んでいただきありがとうございました。



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