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Vol.9 VEMURAM Jan Ray

エフェクターレビュー9つ目、今回はすっかり定番歪みとしての
地位を得たペダル、VEMURAMのJan Rayです。

正直これ今更話すことあるか…?ってくらい普遍的になりましたね。
とはいえ、大分高価なものであるので購入検討の一助になったらいいな
の気持ちでレビューさせていただきます。

ノブは左上から時計回りに、ボリューム、ゲイン、トレブル、ベースです。
シンプルな2EQのオーバードライブで、すごく綺麗に丁寧に歪む印象です。
非常にリッチな音かつ、ジューシー。EQの効きがいいので結構雑に弄っても良い音になります。このリッチさが最大のうまみなのですが、ジャンルや欲しい音、他の歪みとの兼ね合い的にそれが邪魔になってしまうことがあるのが難しいところなのかなと思います。

また、筐体上部に内部トリマーをいじれるところがあり、そこでサチュレーションを調整できます。サチュレーションとはなんぞや。

僕もきちんと理解できているわけではないのですが、音の倍音?飽和感?の部分だと思います。プリゲインみたいなイメージで弄るとわかり易いかもしれません。
僕はトリマーは最低まで絞って、ゲインノブはほぼマックスにしています。

現行品として購入できる歪みのなかだと間違いなく最高峰の一角です。激歪みしか使わないよ!って人以外は、ぜひ一度試奏してみてください。



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