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チューブポンプの2つの困りごと

化学工場では、さまざまな液体を運ぶためにさまざまなポンプが活躍しています。
その中でも頻繁に使われているのが、チューブポンプ。

チューブポンプは、液体をチューブ以外の部分に触れることなく移動させられるため安全性が高く、定量性があるため流量制御も可能なスグレモノです。
しかし、当然ながら、チューブポンプにも苦手なところが存在します。


チューブポンプのデメリット

①メンテナンス頻度が高い

チューブポンプは、チューブをこすりながら液を移送しているので、どうしてもチューブが削られていきます。
このためチューブは消耗品あつかいになってしまい、ある化学工場では半年に一度の頻度で交換していました

②修理作業が危ない

チューブポンプのメンテナンスは、コストがかかるだけでなく、作業上のリスクも伴います。
チューブを交換するには、押出ローラーの回転を利用してチューブを外したりつけたりする必要があるためです。
どうしても指を挟んでしまうリスクが伴うので、コツや慣れが必要な作業になってくるのです。

解決策はラバーセルポンプ

こういったチューブポンプの課題に解決策となるのが、遠心渦巻き型のゴムライニング製ポンプ『ラバーセルポンプ』です。

①遠心渦巻き型なら消耗が少ない

遠心渦巻き型とは、扇風機のような羽根で水に圧力を加え、移送液を送り出すポンプのこと。
チューブポンプに比べて消耗部分が少ないため、メンテナンス頻度を下げることができます

実際にある化学工場では、このラバーセルポンプの導入により、半年に一度のチューブ交換が1年以上ノーメンテナンスとなり、コスト削減に成功しました

②バックプルアウト方式でメンテナンスもラク

また、ラバーセルポンプはポンプを停止してから作業ができるため、チューブの交換作業と違って、安全な環境で修理作業ができます
さらに、バックプルアウト方式を採用しているので、配管をつけたまま消耗品の交換が可能で、作業負担も大幅に軽減することができます。

メンテ頻度を下げて安全性を上げたいなら

もちろん、どんなポンプにもそれぞれのメリット、デメリットがあります。
もしあなたがチューブポンプのメンテナンス頻度の高さと作業の危険性が気になるなら、一度ラバーセルポンプをチェックしてみると良いかもしれません。
詳細が知りたい方は、ぜひお気軽にみつわポンプへご相談ください

▼遠心渦巻き型ポンプ『ラバーセルポンプ』▼

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