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アセチレン工場の困りごと

多くのアセチレン工場では、カーバイト法という製造方法が取り入れられています。
この方法が使われているのは、原料が比較的に安価に手に入り、製造条件が他の方法と比べると穏やかなため。
でもじつは、この方法を使っている工場でよく耳にするお困りごとがあります。

今回は、このカーバイト法でよくある課題を解決する一案をご紹介します。


扱いにくい消石灰スラリー

この方法でアセチレンを作るとき、大量の水に炭化カルシウムを投入します。
このプロセスでは、反応残渣として消石灰(水酸化カルシウム)を含む大量の水が発生します。
これが、よく「消石灰スラリー」と呼ばれる液体です。

この消石灰スラリーはそのまま捨てることができないので、工場内の排水処理設備で処理するか、どこかに引き取ってもらう必要があります。
アセチレン工場では自社で排水処理設備を持っていないことも多く、後者の「引き取り」をお願いしているケースがあります。
この場合、タンクローリー車で消石灰スラリーが運搬されます。

アセチレン工製造工程フロー図

ただし、消石灰スラリーは放っておくと固まってしまう性質があり、摩耗性も高く扱いにくい液体。
一般的なタンクローリーについているポンプでは、この消石灰スラリーを安定的に吸い上げることが難しいという課題があります

耐摩耗性と自吸に対応したポンプで解決

そこで活躍するのが、みつわポンプのシールセルポンプ
耐摩耗性の高い高クロム鋳鉄を採用しているので、摩耗性の高い消石灰スラリーにはピッタリです。

また、自吸式ポンプなので、タンクからの吸い上げにも対応しています。
一般的なポンプは非自吸式なので、自吸タンクが必要だったり、タンクに穴をあける必要がありますが、自吸式のシールセルポンプなら付帯設備も大掛かりな工事も不要ということ。

「アセチレン工場で消石灰スラリーの扱いに困っている」という方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。

▼消石灰スラリーにピッタリのポンプ▼

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