凝集剤メーカーでみつわポンプが愛用されている理由
凝集剤メーカーでは、腐食性の懸念からマグネットポンプが多く使われています。
しかし、凝集剤は腐食性だけでなく、摩耗性も高い移送液。
マグネットポンプはあまり摩耗性には強くないため、お困りの方も多いようです。
そこで今回は、「凝集剤移送ポンプの耐久性が悪いからなんとかしたい!」という方に最適なポンプをご紹介します。
凝集剤ってなに?
そもそも凝集剤とはなんでしょうか?
凝集剤とは、水処理や廃水処理の工程で、微細な浮遊物質や溶解物質を大きな塊にして(凝集させ)、水からカンタンに分離・除去できるようにする化学物質のこと。
これらの浮遊物質や溶解物質は個々には非常に小さく、単独では処理が難しいですが、凝集剤によって大きな塊にまとめることで取り扱いやすくなるのです。
たとえば排水処理では、凝集剤を添加することで微細な汚染物質を凝集し、比較的大きなフロック(塊)をつくります。
こうすることによって、沈殿や浮上といった物理的な方法で汚染物質を分離し、浄化した水と汚泥とに分けることが可能になる・・・ということです。
マグネットポンプのデメリット
ある凝集剤メーカーでは、製造工程で塩酸10%と水酸化アルミニウムスラリーを含んだ凝集剤を移送していました。
塩酸という腐食性の高い成分が含まれていたため、当初はマグネットポンプを選択。
しかし、マグネットポンプは耐腐食性には強かったものの耐摩耗性やスラリーの扱いがあまり強くなかったため、ポンプの耐久性が問題となってきました。
凝集剤はその性質上、摩耗性が高いものであり、それを絶えず移送するポンプには耐久性が求められます。
また、固形分がかならず入っているため、異物混入に弱いマグネットポンプはどうしても耐久性が低くなってしまうのです。
腐食・摩耗・スラリーに強いのはゴムライニング
そこでみつわポンプが提案したのが、ゴムライニング製ポンプ「クローバーポンプ」。
ゴムライニングは、腐食性の強い流体に対しても高い耐性を持つだけでなく、耐摩耗性にも優れています。
みつわポンプはスラリーポンプ専門メーカーなので、もちろんスラリーにも標準対応。
腐食・摩耗・スラリーの課題をすべて満たせるのがゴムライニング製スラリーポンプだったのです。
このクローバーポンプに更新いただいたところ、納入から3年以上ノーメンテナンスで稼働し続けており、高評価をいただいています。
もし今お使いのポンプに不満を感じているなら、ぜひゴムライニング製スラリーポンプ「クローバーポンプ」をご検討ください。
自吸式が必要な場合は、自吸式の「ラバーセルポンプ」もラインナップしています。
ぜひお気軽にご相談ください。
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