セラミック工場が真っ白になる理由
多くのセラミック工場の現場では、原料のセラミックスラリーが床面に散らばって真っ白になっていて、滑りやすくなっていることがあります。
さまざまな要因で仕方ないことではあるのですが、このままでは、作業員の事故リスクが高まり、また清掃やメンテナンス作業の負担も増えてしまいます。
今回は、このようなケースで事故リスクを削減するひとつの方法をご紹介します。
現場が白くなる原因のひとつはポンプ
現場にセラミックスラリーがこぼれて白くなってしまう原因のひとつに、スラリーポンプからの液漏れがあります。
よくあるスラリーポンプは、軸からの液漏れを防ぐためにグランドパッキンという詰め物をしていることがありますが、これは単に漏れをタオルで抑えているようなもの。
漏らしながら使うことを前提としているということと、経年的な摩耗で漏れが多くなってくるので、日に日にポンプ周りは白くなってしまうのは当然です。
詰め物じゃないシール方式をダブルで
そこで、みつわポンプのシールセルポンプは、液漏れが極端に少ないメカニカルシールを採用しています。
詰め物ではなく機械的にシールしている(液漏れを抑えている)ことから、ポンプ周りはキレイなまま。
さらに、シールセルポンプは標準でこのシールがふたつもあるダブルメカニカルシール方式。
二重の防護構造で、液漏れを効果的に防いでいるのです。
ポンプからの液漏れが減れば、床面がスラリーで汚れることが格段に少なくなります。
結果として、滑るリスクが減少して、作業場の安全性も向上することができます。
また、周りが滑りやすいと、工具を使ったり、強い力をかけるポンプのメンテナンスでも危険です。
でも、ダブルメカニカルシールでポンプ周りがキレイであれば、メンテナンス時の事故リスクも下がることになります。
セラミック工場で事故リスクを下げる
みつわポンプは、セラミック工場で多くの実績があります。
鋳物製のシールセルポンプはボールミル投入ポンプや磁選機投入ポンプで、ゴムライニング製のラバーセルポンプは、原料移送ポンプとして使われています(下記参照)。
セラミック工場での事故リスク削減したい場合は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。
▼事故リスクを下げるスラリーポンプ▼
▼事故リスクを下げて耐摩耗性も高いゴムライニング製ポンプ▼
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?