ポンプは空気に弱い!?
工場で水を使っていると、タンクにホースをつなげて水を引き抜いて別の場所へ送る・・・というケースがあります。
ここでポンプが活躍するわけですが、こういった使い方の場合、「突然水を送らなくなった!」というトラブルがおきることがあります。
今回は、こういったケースの原因と、その解決法についてご紹介します。
水用ポンプは「空気に弱い」
水用のポンプは、じつは「空気に弱い」って知ってましたか?
すべてのポンプが空気に弱いわけではありませんが、多くで回っているポンプのほとんどは非自吸式と呼ばれるタイプで、一口にポンプと言っても、「水を吸い上げる能力」はありません。
これは同時に、「空気を吐き出す能力がない」ということでもあります。
たとえば、タンクにホースをつないで他の場所に水を送っているケース。
ここで空気が入ってきてしまうと、水に力を加える羽根車(扇風機の羽根のようなもの)が空回りしてしまって、とたんに水を送る力がなくなってしまうのです。
こうなることで、「突然ポンプが水を送ってくれない!」というトラブルが発生してしまうのです。
タンク引き抜きなら自吸式ポンプ
それでも、「予備がいっぱいあるから」「安いから」という理由で、トラブルがあっても非自吸式ポンプを使っている工場も多いようです。
でも、数えてみると、意外とこんな突発トラブルが毎月発生しているかもしれません。
突発トラブルは、結局手間がかかってしまったり、計画通り仕事が進められないことにもつながります。
そして、イライラします(笑)。
そこでおすすめなのが、自吸式ポンプ。
これは、字のごとく吸い上げる能力をもつポンプなのですが、「空気が入ってきても自動的に排気して自動復旧できる」という「気水分離」という機能も持っています。
じつは、みつわポンプはラインアップのほとんどが自吸式。
一般的な鉄も、耐食性に優れたステンレスも、ゴムライニング、樹脂でも自吸式があります。
「ポンプが突然止まって困ってる」「突発修理が多くてイライラするんだよね」という方は、ぜひ一度みつわポンプへご相談ください。