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誰も興味がないカタログギフト市場の規模

ほとんどの人が興味を持っていないカタログギフト産業について

自分でやっていて思うがカタログギフトが最高の贈り物だとは思ってはいない。

相手のことを思って、ある特定の商品を贈って、相手が喜んでくれるのが最高だと思う。ただ、外してしまう場合もあるし、相手がすでに所有している場合もあるし、相手に聞いてしまうとサプライズ感はなくなるし、と最高を目指すとなかなか難しい。

また、同時に何人もの人に贈るシーン(例えば引き出物)だとさらに難しくなる。相手によってそれぞれ違うものをプレゼントしようとすると選ぶのも大変なうえ、当日間違えずに渡すのも一苦労だ。

商品券やQUOカードもカタログギフトと同じようなシチュエーションで活用されている。カタログギフトよりも直接的だ。商品券などを味気ないと感じる人たちもいる。

こんな状況なのでカタログギフト(選べるギフト)が支持を受けているんだと思う。ベストではないけどベターみたいな感じ。おそらく受け取る方も、「これ、欲しかったんだよ!」とはならないけど、「これ、マジで要らないわ」となることもない。ベストではなくベター。

市場規模をみてみると、商品券とカタログギフト(選べるギフト)で、1.2兆円、さらに法人需要が7割〜8割と言われている。ベストな贈り物ではないと思われながらも、結構な市場規模になっている。

うちの会社はここで勝負をしている。地域産品を扱ってあるが、お取り寄せ市場でもなければ、ふるさと納税市場でもない。

私はこの1.2兆円を地方のつくり手に少しでも多く分配したいのです。

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