カモン上田|挑戦者求ム

本記事は、上田市の創業支援機関(AREC)からの依頼で執筆していますー。上田に限らず、移住に限らず、何かに挑戦しようとしている人に対しては、自分の経験を語るようにしています。こうした方がいい!とはあまり言わなくなりました。

思いが成仏して良かった
やろうと思っていたことは、見切り発車だとしてもやってきたことが多いので、やろうと思っていた気持ちが結果的に成仏(もしくは成就)しています。部屋の片付けではないですが、「やろうと思った思い」が散らかっていない状態で維持できたのは良かったなぁと思っています。論理的に「これはうまくいかないからやらないでおこう」と決断するのは結構苦手でした。

借金できて良かった
起業する前と起業してからでは、”お金”との付き合い方というか、認識の仕方が変わりました。起業前に言われても全くピンと来なかったと思います。もはや、これは上田とか全く関係なくて、起業して融資を受けての経験ですね。

実家に向き合えて良かった
私の場合、起業だけでなく、実家の両親や家屋や田畑をどうするかも人生の宿題です。Uターンして起業して、実家の隣の空き家をオフィスに改装して、そこで5年事業をやってきたことで、人生の宿題にも向き合えて、自分なりの回答を導けたと思っています。十分親孝行できたと思っています。

Uターンして良かった
もはや、ここら辺になると、全て良かったこととして捉え始めているはわかると思いますが、、、夏の涼しさは良いです。Uターンしてロードバイクを趣味と口外して、趣味に昇華できたこともよかったです。長野で子育てでていることも良かったですね。

さっさと行動して良かった
新卒でお世話になった会社は27歳の時に退職しましたが、たいした肩書きもついてない中での退職でしたけど、早く行動して良かったなと思います。若い時の体力とか眩しいです。ちなみに結婚したら退職するのも苦労すると思って独身時代に決断したのも良かったです。

上田がいいのか?
上田がどこよりもいいのか?という問いには、「わからない」としか言えないですが、僕にとっては生まれた場所だったので必然でした。移住する人にとってはどうなんでしょうか。私が言える確実なことは、上田にいるいろんな人のおかげで、私は、現在の状態になれているということです。(私でなければ、もっと凄いことになっていたかもしれないです)

たまたま同世代の起業家がいた
これは、完全に単なるラッキーでしかないです。ライバルという関係でもないし、切磋琢磨という関係でもないけど、なんとなく1人でない感じは心強かったです。これは、本当に幸運でした。もしかしたらどの地域で起業してもいるのかもしれません。

長野県にもいるぞ
上田や東信からもう一歩引いて長野県の範囲に目を向けると、それこそイケてるプレーヤーが多いです。語り尽くせないです。Twitterをうろうろすればいっぱいいます。

あまり変わらない景色
個人的に変化が少ない街で良かったと思っています。いや、私の知らない場所で大きい変化があるかもしれないですが。古い街で、新しい開発も少ないですし(商店街のマンション建設はありますが)、街の変化を期待せずに、自分の中の変化に目を向けられているような気もします。上田でも武石地域に軸足があったので、上田の街中にいたら違う感覚が育ったのかもしれません。まぁ、ここら辺はかなり主観なので、あまり参考にしないでください。

挑戦ではなく地続き
挑戦というと、何かガラッと地殻変動でもするようなイメージも持ったりしてしまうので、今の地点の地続きとして捉えるようにしています。今から見れば”挑戦”かもしれないが、未来から見れば”挑戦というほどでもない行為”になるので、今から”挑戦というほどでもない行為”として捉えようと。あえて挑戦という言葉を意識的に使わず、さもツルヤにいくような感覚でやろうとしていることを表現しようとしています。挑戦といえばいうほどに困難であるイメージがつきそうなので。移住ではなく模様替えとかがいいんじゃないかなぁとか、起業ではなく鬼ごっことか、、、、いや、家族に怒られるか、、、


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