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エイリアン

 こんにちは、「エイリアン」のガチャガチャをコンプリートした甘野充です。(2回だぶった)

 映画「エイリアン」はシリーズ化されて4作まで作られましたが、それぞれに監督が違っていて映画の感じも違っています。
 同じなのは主役がシガニー・ウィーバーであってエイリアンが登場するというもの。
 だけど「エイリアン」と言えば何といっても第1作目のリドリー・スコット監督です。
 僕がすごく好きな監督です。

 リドリー・スコットはCM出身の映像作家で、有名なのはアップルのCMですね。

 CMは短い時間に細かい演出が凝縮されていて、何度見ても飽きないように作られています。
 それを映画でやってしまうのだから、ともかく細部へのこだわりが強く、何度見ても新しい発見があって楽しめるのです。
 CM出身の映像作家では日本では大林宣彦監督がいますね。大林宣彦の映画も映像が細かく作りこんでいます。

 2作目はジェームズ・キャメロン監督。1作目では1匹だったエイリアンが大量発生して娯楽作品になっています。
 アクション娯楽映画としては非常によくできているのですが、うーん、エイリアンの魅力はそこじゃないんだよなあ、と思う。

 3作目はデビット・フィンチャー監督です。
 2作目が何か違うなあ、と思ったところ、1作目を意識したのか、娯楽要素よりもやや暗いムードの漂った映画になっている。
 いや、やっぱりデビット・フィンチャーの個性が出てるっていうことだね。やっぱりエイリアンはリドリー・スコット、という感覚が離れない。
 シガニー・ウィーバーも丸坊主にしてがんばっています。先日観たテレビドラマ「不適切にもほどがある」の出演女優の丸坊主にもショックを受けたが、これが女優魂なのか。スキャンダルで丸坊主にしたアイドルもいたなあ。GIジェーンのデミ・ムーアも丸坊主。
 でも丸坊主をあまりいじるとウィル・スミスに殴られますので注意。

 4作目はジャン=ピエール・ジュネ監督。「デリカテッセン」の監督ですね。
 これは割と好きかな。ウィノナ・ライダーもいいよね。
 3作目で死んだはずのリプリーをクローンとして再生させてしまい、もうここまでいったら無理がありすぎですが。

 この映画のあとに「アメリ」を撮っているんだけど、異色の監督ですね。

 そしてついにネタが尽きて異種格闘技戦へ。「エイリアン対プレデター」。もうこれで終わりだね。完全に終わってる。

 しかしながらリドリー・スコット監督はやっぱり自分でエイリアンが撮りたかったのでしょうね。
 2~4のシリーズは無視してエイリアンの前日譚となる映画「プロメテウス」を撮りました。
 僕はこの映画がエイリアンだとは知らずに、人類の起源を探る物語、ということで観ていたらエイリアンだったのでびっくりしました。
 予備知識なしに映画を観るのが好きなので。

 そして続編のコヴェナント。
 やっぱりリドリー・スコットは良いね。
 なんだか主人公がちょっとだけハリセンボンの春奈に見えてしまう。春奈じゃねーよ。

 さて、エイリアンの新作が公開される。
 これはエイリアン2のスタッフが作成しているとのことだが、リドリー・スコットも参加しているので観てみたい。
 huluオリジナルのようだが、どうする?

 今日はこんな感じです。
 それではまた。


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