天皇賞・春(2022)の予想
一週お休みがありまして、G1の再会ですね。
さて、天皇賞・春。平地G1では最長距離である3200メートルで行われるこのレース、スタミナ自慢たちが今年もやってきて、18頭のフルゲート。
しかし、今年はG1勝ち馬が1頭のみで、例年よりはメンバーレベルが落ちるか。
また、普段であれば京都競馬場で行われるこのレースだが、京都競馬場の改修のため、2年連続で阪神開催。阪神開催のこの距離はデータが少ないのでなかなか基準にするものが難しい。
基本的には昨年のレースと距離は違うが同じ阪神内回りを使用する阪神大賞典などを参考にしたい。
昨年のこのレースは、ワールドプレミアが勝利。わたしの本命もワールドプレミアで、馬券は当たったのだが、あまり荒れずに固い決着だった。
やはり3200メートルということもあり、スタートを決めてロスなく運びたい。昨年のワールドプレミアもそうだし、実際4着まで1,2,3番枠が来ていた。(2着のディープボンドは12番)
また、日曜日の阪神の天気は雨の予報。午前中には止みそうだが、曇りなので馬場状態も気になる。土曜日は良馬場で、内目と前目で決まっていた印象。
展開予想
逃げたいのはタイトルホルダー。しかし8枠16番ということで、最初に促していくほかないので、そこまでして行くかどうか。
他に前に行きそうなのはアイアンバローズ、クレッシェンドラヴ、ヒートオンビートの3頭くらい。
その後ろにテーオーロイヤル、タガノディアマンテ、ディープボンドか。
逃げたいのはタイトルホルダーだが、内枠勢がどう出るかがカギになりそう。ペースはそこまで早くならないと見ているが、2012年のビートブラックの時のように、入れ替わり立ち替わりがあるかもしれない。
予想
◎ヒートオンビート
某YouTuberとかぶってしまったが、きになる一頭。
キングカメハメハの産駒は阪神3000だと馬券になるのだが、京都で行われる天皇賞春では来たことがないという印象。しかし阪神なら走る。実際、前哨戦の阪神大賞典でのキングカメハメハ産駒の成績はかなり上位。
前走の日経賞では4番手あたりで追走、直線では一瞬勝ったかなと思うくらいの脚だったが、そこまで。馬のくせなのか、前の馬を抜こうとしないところがあるらしいので、早めに抜け出すか、逃げるかの選択肢が合っていそう。
心配なのは道悪、陣営のコメントでは馬場は綺麗なほうがいいという一言があったので、あまり悪くなってほしくない。やや重くらいで。
○ディープボンド
さすがにこの馬は外せない。昨年2着のディープボンドだが、その後のフランス遠征後に馬が変わったというではないか。それを証拠に、今までスタミナ勝負が1番の強みだったこの馬が、前走ではスローペースの中、上がり最速で差し切って見せた。相手関係は恵まれたものの、休み明けで勝たないといけないレースを見事に勝って見せた。前走を叩いて馬はかなり仕上がっていそうだし、大外枠を跳ね除けてG1制覇も夢ではない。
▲アイアンバローズ
前走、休み明けでも馬が仕上がっていた印象で、競馬もいい内容だった。さらに上積みがあるか微妙だが、展開が向きそうなのでこの位置。ただ、被されると良くない馬なので、できれば前目の被されない位置を取りたいのだが、スムーズにそのあたりが取れるかどうか。当日の気配も重要で、あまりテンションが高いと買いたくないので、パドックは注目したい。
△マカオンドール、テーオーロイヤル、タイトルホルダー
マカオンドールは前走の阪神大賞典で重賞初挑戦だったが、歴戦の実績馬たちの壁に。ここ2戦が後ろからの競馬なのが少し気になるので、できればスムーズに前目を追走したいところ。今回は主戦の松山騎手に手が戻るので、その辺はわかっているだろうが。松山騎手も休み明けなので、いきなりのG1はどうか…
テーオーロイヤルは4連勝で重賞制覇している、勢いのある馬。一応その辺りに敬意を表して△にしたが、あまり信用していない。前走は斤量にも恵まれたし、道悪の適性があるのかが疑問。また、基本的に広いコースの外回りコースでしか成績を残していないのもきになるところ。菱田騎手もG1ではなかなか成績を残せていないので、今回どれだけやれるのか。
タイトルホルダーはメンバー唯一のG1馬。阪神では菊花賞を勝っているので、舞台的には問題なさそうなのだが、今回あまり評価していない理由は、外枠で逃げられるかというところ。というのもこの馬、逃げているレースしか勝っていないので、そのあたりは心配。いかに自分のペースで走れるかがカギ。
買い目
三連複 9,18-1,5,7,16 ここが本線
道悪で9が微妙そうであれば
三連複・三連単 18-1,5,9,16
荒れる目も考えて
三連複 18-1,5,9,10,11,13,14,15,16
よろしくお願いしますm(__)m