京都新聞杯(2022)の予想

東京開催でのG1が多くなる季節、ダービーのトライアルもいよいよこれが最後。

このレースの思い出はやはり2013年のキズナ。このレースから見事に本番のダービーも勝利した。このときの末脚は今も思い出すくらい素晴らしいものだったし、もちろんダービーの末脚も素晴らしく、素質が本物だったことを証明した。

その後は2019年2着のロジャーバローズがダービーを勝利したものの、本番で活躍する馬はあまり多くない印象。やはり最近の傾向的に間隔を開けることがセオリーになっているので、皐月賞を叩き台のように使うことが多くなっているので、トライアルからスター馬というのが出にくい傾向か…

今年のメンバー的にも重賞を勝っている馬がおらず、メンバー的には手薄。ダービーへの切符取りというよりは、ここを目標に重賞勝利を狙いにきている馬を探したい。
また、中京2200メートルというコースの適性も見極めつつ、予想したい。

展開予想

逃げそうなのはメイショウラナキラくらいか。前走も行って結果を出しているので、スムーズなら逃げそう。
そのほか、ブラックブロッサム、ポッドボレッド、リアド、ミスターホワイトあたりも前目へ行くと思うが、頭数も落ち着いているのでスローが濃厚か。

中京の馬場状態が気になるが、前が有利そう。
前へ行きつつ、早い上がり、しぶとく足を使うタイプが良さそう。

レース予想

◎ポッドボレッド

前走がいい競馬。未勝利後に重賞へ挑戦したが、前々決着の中、一頭だけ追い込んで4着と実力はあった。その後は長い距離を使われて、2着、1着と適性は長いところにありそう。
前からも後ろからも末脚を発揮できるのが魅力で、自在性、持久力を兼ね備えていそうなので、このレースに合いそう。飛びが大きいので外枠なのはプラス、あとは中京の馬場状態がどんなものか。中京大得意の福永騎手なので、ここは勝ち切ってもいい。

○アスクワイルドモア

ちょっと穴目で。
新馬戦の頃から話題というか人気になっていた馬で、勝利までに3戦かかったが、その後は3戦連続で重賞に挑戦していて、陣営も素質を感じているのだろう。夏の函館・札幌で結果を残しているように、しぶとく伸びるタイプなので、中京の長距離は合いそう。
前走のきさらぎ賞では、跳び上がるようなスタートで後ろからになってしまったが、最後の末脚は目を見張るものがあった。3か月ぶりの出走になるが、リフレッシュを経たことでいい方に出ないか。

▲ブラックブロッサム

唯一の連勝馬。前走の大寒桜賞では圧巻の競馬をしていたが、あれはペースがマッチしたこととメンバー的にも疑問がつくレースだったので、一概に強いと言いきれなさそう。距離はいまより短くなる方が良さそうなので、スローペースの中で抑えきれるか。また、間隔も詰まり気味なのでテンションはすこし心配。テン乗りのレーンもすこし心配。

△ボルドグフーシュ、ヴェローナシチー

ボルドグフーシュは前走がかなり衝撃のあった競馬。メンバーレベル的には?マークだが、スローペースの中で最後方から上がり最速33.5で差し切り勝ち。馬が覚醒したような走りだったので、それが今回も使えるのかどうか。メンバーレベルは間違いなく強化されるので、ここで勝ち切るようだと本物。

ヴェローナシチーは正直本命と迷った。
夏の小倉でデビューしたものの、5か月休んで成長を促し、2戦目でスンナリ。その後は重賞やリステッドに挑戦しているものの、惜しい競馬が続いている。差し足は確実なのだが、ワンパンチ足りない印象。ただ、今回は重賞メンバーと比べるとやや落ちる印象なのでどこまでやれるか。
少し気になるのは、調教でもレースでも耳をたたんで走っているので、やる気がどこまであるのか…

×ミスターホワイト、リアド

ミスターホワイトは前走から芝へ。前走は馬場状態とペースが見事にマッチした感じはあるものの、直線の末脚は割といいものがあった。中一週の参戦で、メンバー強化なので買ってもここかなと。ちょっと人気なりすぎ。

リアドは前走がイマイチな競馬。馬場状態が悪く、4コーナーで躓いていたということなので、今回は見直せるのかな?中京重賞の川田騎手もそんなに信用してないので。

買い目

馬連と三連複 12-3,9,10,11
複勝 11

よろしくお願いしますm(__)m