平安ステークス(2022)の振り返り

レース結果

4.テーオーケインズ→3.ケイアイパープル→5.メイショウハリオ

予想結果

○→◎→△で三連複の予想が当たり。
ただ、メイショウハリオの連が欲しかった…

レースは予想通りサンライズホープが逃げる展開。その後にダノンファラオ、ケイアイパープル、テーオーケインズという並び。レース全体の流れとしてはミドルペースという発表なのだが、サンライズホープの幸騎手が道中で1ハロン13.4秒というタイムを入れたことで、ほぼスローペース。結果的にも前目に付けた馬が1,2着となり、本命のメイショウハリオには向かない展開だったか。

勝ったテーオーケインズ、スタート抜群、折り合い抜群、終い抜群と手がつけられないくらい強かった。スタート後のスピードからして異なり、行きたい馬をいかせての4番手から。4コーナーで外の動いていく馬を見ても焦らず、直線で外にだすと余裕の手応えで先頭に並び、そのまま突き抜けて勝利。海外帰り+初の斤量59kgだったものの、力の違うところを見せてくれた。調教でおとなしい所があるとのことだったが、全然問題にしなかった。次走の帝王賞ではオメガパフュームと並んで本命候補。

2着のケイアイパープル、スタートで後手を踏んだのだが、その後の二の足でテーオーケインズの外につけられた所が好走の要因と見る。テーオーケインズがスタート直後に意図的に下げたことで、その横を確保できた。長距離で走っているように、スタミナはあるので4コーナーで先頭に立つ勢いで抜け出したのだが、一頭強い馬がいた。展開的にもやや恵まれた印象はあるものの、先行力とスタミナのあるところが見られたので、次走以降も気になる一頭。

3着は本命だったメイショウハリオ、テーオーケインズが59kgを背負ったので、逆転の可能性に賭けたが、蓋を開けてみれば展開もそうだし、実力の差も感じられる一戦だった。この馬もスタート悪くなかったのだが、そのあとが遅かったので中団からとなってしまった。あと一列前だったら連まであったと思うが、そこが上位の馬との違い。終いの脚は確実に使えるので、展開次第では次回以降も狙える馬だと思う。

それ以外だと4着だったスマッシングハーツ、今回のレースは内目の枠の馬が上位を占めたなか、一頭だけ大外を回して追い込んできた。オープンからの上がり馬だったが、今後も期待できるような末脚だった。

以上