ヴィクトリアマイル(2022)の予想

ヴィクトリアマイルは思い出深い一戦があるレース。
2019年のノームコアが勝った年、職場の競馬好き3人で2000円ずつ出し合い、持ち回りで予想して馬券購入をするという企画をやっていて、ちょうど私の番だったのだ。
本命はノームコア。ただし、その企画のルールとして、1点500円以上と決まっていたので、最大でも12点しか購入ができなかった。悩みに悩んだ挙句、ノームコアとラッキーライラックの三連単2頭軸マルチで、相手にクロコスミアとプリモシーン以外の一頭(覚えていない)で計12点×500円=6000円購入。結果はノームコアが優勝したものの、ラッキーライラックが4着、2着にプリモシーン、3着にクロコスミアとなり、膝から崩れ落ちた記憶がある。
自分のお金で購入していた馬券は当たっていただけに、余計に悔しかった。
"仮に"ノームコア→クロコスミア→ラッキーライラックだった場合、1400倍くらいついていたので1400×500円で700,000円となっていたのだが…
競馬にたらればはありませんので。
という思い出のあるレースでした。

今年は2020年、2021年のように圧倒的に強い馬がいないので、ちょっと難解そう。もともとここ10年は『このレースで初G1制覇』という馬が多かったので、難解だし荒れやすい感じだったかな。
調子を落としていた馬でも、条件が合う馬が来ちゃうパターンも多かった。

展開予想

前に行くのはレシステンシアもしくはソダシか、間に前に行きそうなディヴィーナがいるがスピード的についていけるかどうか…外目だとローザノワール、レイパパレ、アンドヴァラナウトあたりも前目にはつけるだろう。レシステンシアはここ数戦で1200を使っているので、逃げれば遅いペースにはならないだろう。
前半34.5〜35.5秒くらいの間、決着タイムは馬場にもよるが良なら1.32.0前後か。
土曜日のレースを見ていると、馬場は割と回復傾向で、泥も飛んでなかった。やや重だが時計は出る、そんな馬場かな。伸びる箇所は内から3分だからあたり、前に行った馬がそのままという場面もあるので、内前有利だが中団からの差しも決まる。

予想

◎ファインルージュ

悩み抜いてこちらに。
もともと2000以上の距離だと長いと言われていた馬で、クラシックではよく頑張った。ベスト距離は1600,1800くらい、なんなら1400でもやれそうなくらいだと思っている。
前走は休み明けで、馬体重が+16kgと明らかな余裕残し。それでいて格好はつけたし、牡馬相手であの内容だったらよくやれたほう。ミドルペースで追い込み馬が上位を占める中、中団7番手追走から、直線では前が開かない場面がありながらも、しっかりと脚を使って2着。スムーズならば勝ち負けしていた内容。それから3か月半空くが、もともとの予定が今回のレースだったので、予定通り。調教も数をこなしているので問題ないだろう。
少し心配なのは、前走でも、今回の調教でもだが、左回りのときに手前を替えるのが苦手みたいなので、レースで出さなければいいと願う。
ルメール騎手も今年G1どころか重賞すら勝てていないので、ここらへんで一発やってもらいたい。

○ソングライン

前走海外の重賞(G3)を勝利して、馬にも自信がついたのか、調教の動きは抜群。馬体も黒光りして抜群に良く見える。のだが、この馬顔がちょっと大きめ…顔が大きいとバランスが悪くなるし、顔が大きくて強かった馬というのはビワハヤヒデくらいしか記憶がない。強い馬は基本的に顔が小さいしかっこよく、可愛く見える。(個人的な感想です)
あと、左回りの1600は間違いなく良い条件なのだが、NHKマイル以外の4走前・3走前のレースでは51kgと52kgで斤量が軽いわりにぎりぎりの内容と力的にどこまで成長しているか疑問。また、前走の距離も1351メートルと、実は1600より短い距離が最適なのではないかと思っている。
輸送のない今回、陣営的にも騎手的にも勝ちたいレースであろうが、ここは冷静に対抗までにしておく。

▲アンドヴァラナウト

ここから下の印もちょっと悩んでこの馬に。
馬体を見る限り、胴にゆとりがあるタイプなので1800・2000くらいが1番合いそうなのだが、気象面から今はこれくらいの距離が合いそう。前進気勢が強く、引っかかる面があるので、ワンターンの競馬が合うのだろう。
前走の阪神牝馬ステークスで久しぶりに1600での出走。大本命で余裕勝ちすると思ったのだが、直線に向き追い出したところで、頭がかなり上ずる感じで伸びを欠いていた。ジャッキーは何も言っていなかったが、1600への短縮は成功だとのこと。陣営のコメントでは強めに攻めすぎたことが原因ということで、今回はかなり緩く攻めてきており、その選択がどう出るか。まあ中4週で輸送もあるので、これくらいでいいのかな。

△ディヴィーナ、レシステンシア、テルツェット

ディヴィーナは3勝クラスから格上挑戦。馬体が小さいところも含めて母のヴィルシーナに似ている感じがする。左回りの1600は良いのだが、中京と阪神しか経験しておらず、はじめての輸送がこのレースと課題はかなりあるのだが、上手く先行して末脚が使えれば、展開が向きそうなので。

レシステンシアは前走で本命にしていたが、案外な結果。海外帰りで馬体重も+18kgだったのと、中間の調教も本数が足りていなかったように感じた。今回の調教はかなり攻めていて、約1か月前から坂路でいい動きを見せている。調教後馬体重が前走よりさらに+16kgだったのだが、輸送があるし、攻めれていてのプラスなら全然気にしなくていい。ここ4戦1200を使っているのは気になるが、1600も守備範囲なのでこの条件で復活もあり得るのでは。

テルツェットは昨年のヴィクトリアマイルで本命だったのだが、14着と大敗。G1舞台で馬が入れ込んでいたことと、ペースもスローで自分の競馬ができていなかったと思う。ダービー卿、クイーンステークスと勝っている重賞はどちらも早い流れでの勝利なので、流れそうな今回のレースは向きそう。大外枠に入ったのでレーン騎手がどのようなレースをさせるか気になるが、馬券内にきておかしくない。

買い目

馬連 11-2,6,7,15,18
馬連ボックス 2,6,7,15,18(上の縦目、最近多いので)
三連複1頭流し 11-2,6,7,15,18(もしくはボックス)
三連複フォーメーション
11-2,6,7,15,18-1,2,3,4,6,7,13,14,15,18(これは点数多いのでどうか)

よろしくお願いしますm(__)m