NHKマイルカップ(2022)の振り返り

レース結果

18.ダノンスコーピオン→1.マテンロウオリオン→10.カワキタレブリー

予想結果

△→◎→なし、で予想外れ。。。
マテンロウオリオンにしたところまでは良かったが、三連系しか予想せず…そこは馬連だろ…
10番カワキタレブリーはちょっと予想できなかった。最低人気の18番人気であの爆走とは...。
レースは逃げる予定(?)のジャングロが出遅れたため、トウシンマカオが行く展開。元々絶対に逃げたい馬はいなかったので、スローからミドルくらいのペースかと予想していたが、ジャングロが行かなかったことで、1400メートルを主戦にしている馬たちが行ったことでハイペース寄りのミドルペースと、予想よりも早い展開になってしまった。

1着だったダノンスコーピオン、中2週でも馬がすごく良く見えた。馬体重も減ってくるのかと思ったが、+2kgとさすがの厩舎力、やはり勝ち目がないと出してこないよねぇ。
日曜日の芝のレースが外伸びが目立っていたので、直前で怪しいなあとは思っていたのだが、ここまでのポテンシャルとは。
レースでは大外からスムーズに中団の7番手あたりからで、折り合いも問題なかった。抜群の手応えで直線に向くと、しぶとく伸びて勝利。最後は少しキツくなりかけたが、なんとか凌いだ。
今回のレースの時計的にレベルがどこまで高いかと言われると疑問だが、陣営も騎手も言っているようにこれからまだまだこれから成長する馬だということなので、現段階よりは、これからに期待できそう。

2着で本命だったマテンロウオリオン、予想では単勝だっただけに、最後に差せるかと思ったが…
スタートがそこまで早い馬ではないので、後から。たぶん、横山典弘騎手が10Rで追い込みの予行演習をしていたので、同じような競馬にすると決めていたのだろう。。ペースもハイペース寄りのミドルペースだったので、差しが決まる展開だったこともあり、お見事な追い込み。予想したように前走は伸びが一息だったので、今回に賭けていたのは間違いないので、今後はどういう道を選択するか気になるところ。

3着のカワキタレブリー、これは予想できなかった。こちらも2着のマテンロウオリオンと同じような位置からだったのだが、展開が向いたのは確かだろう。ただ、パドックでは馬がチャカついていたし、主な勝ち鞍が1勝クラス、18番人気ではなかなか難しい。競馬は何が起こるかわからないので面白い、ドレフォン産駒は初年度から素晴らしいですねえ。

4着以下ではセリフォス、キングエルメス、トウシンマカオ、このあたりはすぐに勝てそう。

4着のセリフォス、やはり能力が高い。パドックではそれほどよく見えず、やはり休み明けという感じ。レースではスタート良く出たが、いつも通りハミ掛かりが良すぎる影響で前進気勢がつよく、グッとなる感じ。直線では外に出せずに最内を選択、さすがに外伸びの馬場なので、逆によくあれで4着に残ったなと。次は安田記念らしいので、そちらが本番と見ていい。

6着だったキングエルメス、こちらもパドックが全然よく見えなくて、こりゃいらないかと思ったのだがそこは世界の矢作厩舎、極限まで仕上げた影響でカリカリしていたのだろう。元々スタートが早いので、逃げる中くらいの速さで前に。前走で1600を経験したために、スンナリと控えられており、折り合いもOK。直線では一度抜け出すかくらいの勢いだったが、坂部分でジリジリになった。ベストは1400だとおもうが、使い所は難しそうなので同厩舎のホウオウアマゾンみたいな馬になるのかなと。

8着のトウシンマカオ、こちらは逆にパドックでよく見えたので良い印象を持っていた。スタートでジャングロが遅れたことで逃げる展開だったのが誤算かな。直線では一旦抜け出し、これは!と思わせるような末脚を見せてくれたのだが、やはりベスト距離は1400といった感じで、坂を登ったところで力尽きた。見せ場は作ってくれたので舞台は合うし、距離だけ。力があるのは間違いないので改めて期待。

そして5着のインダストリア、レーン騎手を確保しての参戦で間違いなく本気で取りに来ていたのだが、力が足りなかった印象。道中の位置も最適であとは伸びるだけの展開だったが、キレもなくジリジリという感じだったので、現状ではここまで。兄のケイデンスコールも5歳で馬が変わったので、成長力に期待したい。気性も成長すれば2000メートルくらいまでならなんとかなりそうなので、そこのへんを覚えておきたい。

以上