東京優駿・日本ダービー(2022)の予想

いよいよダービーの週がやってきた。
いつも給料日のあとにやっていただけるので、つぎ込みやすくなっております。
JRAさま、ありがとうございますm(__)m

ダービーの思い出はたくさんある。
2012年のディープブリランテが勝った年、当該週の前半ではディープブリランテと心中することを決めていたのだが、直前になり本命を変更。直線でディープブリランテが残ることが判明したときは画面を見ていられなかった。
2014年のワンアンドオンリーが勝った年、三連単を的中させた。競馬を初めて数年だったのだが、初めて10万以上の馬券を当てたレースだった。特に12番人気で3着だったマイネルフロストは狙っていた穴馬だっただけに余計に嬉しかった。
2019年のロジャーバローズが勝った年、この年は仕事で仙台へ出張に行っており、仕事中に見ていたレースだった。サートゥルナーリアとロジャーバローズの三連単二頭軸マルチで馬券を購入していたのだが、見事にサートゥルナーリア4着と大大大撃沈。ロジャーバローズが残せると分かった時は、勝利を確信していただけに、その場で崩れ落ちたことを覚えている。
そして2021年、去年のシャフリヤールが勝った年。本命はエフフォーリアで、皐月賞の衝撃から勝ちを確信していた私は三連単1着流しで馬券を購入。ゴール板のギリギリのところで、シャフリヤールにハナ差で差されたときは絶望の淵へと誘われた。しかも、3着のステラヴェローチェも買っていたし、馬券も1点500円購入していただけに、より深い闇へ。

とまあ長々と書いてしまったが、皆さんにとっても色々と思い出があるレースなのではないでしょうか。

コースと距離はオークスと同じ東京の2400メートルなのだが、この週からDコースへと変更。Cコースよりも3メートルほど内ラチの柵が外へ移動。それにより、内側が有利な馬場状態になる。ダービーでしばしば内枠の馬が勝っているのがその証拠。なので、今年も内枠の馬は注目。運も持ち合わせていないといけないというのはこのこと。

展開予想

前に行きそうなのは、アスクビクターモア、デシエルト、ビーアストニッシド、このあたりだろう。3頭ともに皐月賞に出走していたが、やはりデシエルトは逃げたほうが良さを出せそうなので、強引にでも行く可能性がある。
ペースはオークスと同じくらいか、それよりもう少しだけ早くなる展開が予想される。
デシエルトは早く逃げるというよりもゆったり逃げたいタイプなので、前半1000メートル早くても59.5〜遅いと60.5くらいになりそう。遅くなればもちろん最後の末脚比べになりやすい。
Cコース替わりで時計も早くなるとみて、決着タイムは2.23.0〜2.23.5くらいか。この世代のレベルがどこまでかわからないが、2分22秒台が出るかは微妙なところ。

予想

◎ダノンベルーガ

共同通信杯を勝った時の衝撃でダービーが見えたと言っても過言ではない。前走の皐月賞では、初の他頭数、内枠、右回りと不安要素が多すぎて、絶対の消しとして見ていたのだが、直線ではあわや3着の大健闘。不安要素がある中での競馬を考えると、上出来も上出来。1コーナーで外に出そうとしたところをジオグリフにピッタリと被せられ、向正面では外からイクイノックスが上がってきて動けず、4コーナーでもアスクビクターモアが蓋になり外に出せず、と見た目よりもけっこうな不利があったように思う。それでいて最後はグイッとひと伸びしている4着であれば、強い内容。川田騎手が思ったよりも追ってきたのは気になったが、調教を見る限り疲れはなさそう。あとは当日のテンションがどうかだけなので、当日の気配は注目したい。

○ジャスティンパレス

皐月賞の予想をしている時に、この馬はダービー向きだろうなと思っていた。皐月賞では、ホープフルS以来の休み明けで、馬体重が+8kgと調教本数はこなしていたものの、少し太め残りだった。パドックではそれほど太くは見えなかったが、周りをキョロキョロしていたように集中していなかったようにも見えた。スタートも良くなく、最後方から、4コーナーで外から上がって行ったが馬場に脚を取られたのと前のオニャンコポンがふらついた影響で、最後は追えなかったように見えた。不発だった皐月賞大敗の影響で、今回だいぶ人気が落ちるので、狙ってみたい。

▲イクイノックス

新馬戦→東スポ杯を連勝したときは、東の大将としてクラシック候補に。東スポ杯では上がり最速32.9秒の末脚を披露し、決着タイムも1.46.2秒と水準以上。5か月ぶりの皐月賞では、大外も気になったが、それよりも小回りの2000メートルという条件から、よくて掲示板と思っていたのだが、3コーナーでまくり上げて2着と健闘した。
なぜこの評価なのかというと、前走での激走がどこまで影響しているかわからない、というのが大きなところ。ダノンベルーガもそうなのだが、 『たたき台』の皐月賞であそこまでの競馬をするとは思わなかったし、ましてや大外からまくる競馬をしたことで(?)直線では内にモタれていたことを考えると、かなり力を使った結果ではないか。
中間の調整ではギリギリまで放牧され、2週間前にトレセンへ帰厩したところをみると、疲れは予想よりもあったのではないか。調教も『静』の調教で、馬本意の追い切り。Wコースの内目を走っていたし、手前も替えていなかったところを見ると、今回は怪しさが勝つ。大外枠で他馬よりも多く距離を走らないとならず、通常よりもスタミナを使う。距離が伸びて良いタイプではなさそうなので、今回はここまでとしたい。

△プラダリア

プラダリアは前走で青葉賞を勝利。今年の1月デビューながらも重賞を勝ってダービーに間に合うあたり、素質を感じさせる。実際の走りでも安定感があるし、距離は長めが良さそう。前走で、初の関東輸送もクリアしたし、中間の動きも疲れなく問題なさそうなので、自分の力は発揮できそうだ。問題はいままで戦ってきていない相手との力関係だけ。内枠を活かしてうまく乗れれば、好走の可能性はありえる。

×ドウデュース

ドウデュースは前走・皐月賞で上がり最速の33.8秒で3着に。ペースが早くなると読んで後ろからの競馬をしたが、それほど早くなることはなく届かない結果となった。だがしかし、どちらかと言うとスタートから急かす競馬をさせると最後の脚が甘くなることを懸念したのではないかと思う。この馬の適性がイマイチ掴めないのだが、おそらく一瞬の脚を活かすようなタイプなはずなので、今回の条件が合うかどうかが懸念事項。今回はペースが少しばかり早くなって、持久力勝負になると分が悪そう。

買い目

ワイド 9-12

よろしくお願いしますm(__)m