逆張りも正統派も一緒

〜が好き?とか聞かれると天邪鬼な自分は普段逆張りをしてしまう事がある。本当に好きな物だし、その時は話題にしてほしいと思って話すのだが、大体相手は「ああ、そう‥」となってしまい後で後悔する。そんな経験が何度もある。

大学1年の時、「普段どんな音楽聴くの?」と先輩に聞かれ、センスあるなとか渋いとか思われたかった自分は「Hi-STANDARDです!」と答えた。それを聞いた先輩は「何それ?」と言ってその日は自分のことを呼ぶときにハイスタと何回か言われた。今でも腹が立つ。
しかし、少し後悔もしている。「スピッツとかミスチル、バックナンバーも最近聞きます!」とか返しとけば数ターンの会話をして終われたのかなと思う。
前者が逆張りで後者が正統派の答え。どっちもいいところもあるし、悪いところもある。

逆張りのいいところは差をつけられることと、合えば盛り上がること。悪いところは合わなかったら変なやつと思われる。
正統派のいいところは大体話ができることと、浮かないこと。悪いところはそこらへんにいる特徴のないやつになる。

でも根本に戻って考えるとどっちも同じなんじゃないかなと最近思う。逆張りも正統派も人に好かれたいからその行動になる。好かれたい面に違いはあれど結局どっちも同じで嫌われたくないとか好かれたいという動機がそうさせる。なんか断定してるみたいになっちゃったけど、全部本心で答えていられる人もいるし、そういう人に自分はなりたいなと思う。

天邪鬼逆張り人間な自分は今日も毎日誰も好きじゃなさそうな物とか誰も知らなそうなものを探して好きなんですって言う準備をして過ごします。自分に「〜で好きなの何?」って聞いて変な答えをされた際には「ああ、そう‥」って言わないでください。傷ついてないふりをしていても傷ついてます。

どうしようもない
友達超少ない
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たりないふたり/Creepy Nuts

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