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Reading・Paranoia

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読んだ本の簡単な感想と紹介。一記事あたり約2,000字程度を目標に。小説よりも学術書が多めになるだろう。人文科学系を中心に書いていくつもり。一番好きな出版社は、ちくま学芸文庫。
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#エッセイ

芥川賞雑感「ブラックボックス」を読んで

現代人とは一体どんな人物を指すのだろうか?一歩踏み込んで、現代的若者とは一方どんな人物像…

三津凛
2年前
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木村敏、「あいだ」の概念

木村敏の著作をいくつか読んでいる。彼は精神科医でもあるが、思想家でもある。特に分裂病(統…

三津凛
2年前
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「労働と生の固有性」

「労働の中にある徹底した非人間性」。 シモーヌ・ヴェーユは女工として働く傍らに記した「工…

三津凛
2年前
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「ナラティヴ」という新たな地平

科学の雄弁さ、というものについて考える。雄弁とは、エビデンスのことである。 科学的な根拠…

三津凛
3年前
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「三島由紀夫没後50年」

今年は三島由紀夫没後50年の節目だった。そんなことも吹き飛ぶほど、今年は年初から色々とあっ…

三津凛
3年前
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