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チワックスぷるの話(2008〜2024)

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2008年1月に誕生し、2024年1月に永眠した愛犬ぷるの記事をまとめました。
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2024年2月の記事一覧

愛犬ぷる(チワックス)の話  「生まれ変わって来た?迎えたときのエピソード」

実際は他の犬種を探していましたが、偶然目にしたぷるに惹かれ、会いに行ってすぐ迎えることに。ただ、ちょっと不思議な経緯があるので書いてみたいと思います。(約2500文字) 縁がなかった子たち ペットを飼おうと決めたものの、実は当時の私は犬恐怖症でした。おのずと猫に決定したわけですが、夫婦で気に入った猫はすぐ売約済みに。その頃はまっていたブロガーさんが飼っていたジャックラッセルテリアに興味を持っていた私たちは 「一緒にお出かけもできるし、犬にしようか」 という流れに・・・。正

愛犬ぷるがくれた、大きなプレゼント

ぷるが亡くなって、来月は49日。老犬らしい動きがほぼなく、急な心臓発作であっという間に逝ってしまったこともあり、「どうしていないんだろう?」と今でも変な感覚です。でも、ぷるはお金で買えない大きなプレゼントを遺してくれています。 青く光った、ぷるの首 ぷるは夜空を眺めたり夜の冷えた空気を吸ったりするのが好きな子で、前の家にいた頃は、ときどき二人で玄関前の階段に座って空を眺めていました。寒い時期はストールに一緒にくるまって。ぷるは上を向いてよく深呼吸してましたね。 「スーッス

見えない「何か」と闘ってくれた愛犬

知らずに住んだ訳ありの一軒家。 常に誰かに見られている感覚のある気味の悪い家でした。愛犬も何か察知することがあったようで、ある日、妙な行動を見せたことがあります。 今回は、そのときのお話でも。 玄関の向こうにいた、何かその家ではじめに起こった異変は植物。 一人暮らしの頃から育てていた観葉植物をはじめ、家中の植物が枯れていきました。何度植え直しても干からびていくという異常さ。 家の中の浄化をし、祓い続け、どうにか玄関前の柊木が根付いてきたある日のことです。 陽が落ちて辺りが暗

愛犬ぷるが亡くなって「後悔していないこと」

今年、天寿をまっとうした愛犬ぷる(チワックス・16歳)。 後悔がまったくないといえば嘘になりますが、「こうしてあげて良かった」「あの選択で良かった」と思うことはたくさんあります。 シニア犬を飼っている方、ペットロスで辛い方の参考やお力になれば幸いです。 住まいのランクを下げてでも一緒にいたこと リーマンショックと増税の影響を受け、それまで住んでいた一軒家で暮らすのが難しくなった我が家。ぷるが12歳の頃、遂に引っ越しを余儀なくされたわけですが、ペット可の賃貸が当時は見つから

シニア犬ですが、何か?

人間も犬も、いつかはシニアになります。 どんなに元気なワンコも、どこかに老いは出てきますよね。 うちのワンコ「ぷる(享年16歳・チワックス)」は、最後まで元気に歩けていて白内障も認知症もなく、食事も普通のフードを食べることができました。 でも、10歳を超えた頃から顔には白髪が目立ってきましたし、ときどき階段で足がひっかかることも・・・。 つまり「元気なおばあちゃん」で、シニアであることに変わりはなかったわけです。 散歩中の不快な言葉 人懐こいうえにダックス寄りの短いあん

愛犬ぷる(チワックス)の話 その二『ペットロスが一瞬で終わったワケ』

ぷるは、20歳くらいまでは余裕で生きると思っていました。 前回の記事に貼った動画でもわかるように、老犬を思わせる動きはついに最後まで見られなかったぷる。散歩の足取りが遅くなったり階段でつまづいたりすることはありましたが、全体的にはしっかり歩いていましたから。 実際、かかりつけの病院でも 「この感じなら、20歳まで生きられるんじゃないでしょうか」 と言われていました。 今でも、なぜ急に亡くなったのか釈然としません。年末に咳が深くなったという異変はありました。でも、そんなに急に

愛犬ぷる(チワックス)の話 その一『食べてはしゃいで威嚇してw天寿を全う』

先日、娘として愛情を注いできた愛犬ぷるが永眠しました。16歳でした。ぷるはチワックス。チワワとミニチュアダックスのMIX犬です。チワックスは垂れ耳でダックス寄りの外見の子が多い中、ぷるは立ち耳で外見はチワワ寄り。足は短く、短足チワワという感じです。そんなぷるの最期はあまりにも意外なもので、飼い主ながら見事だったと感心しています。では、どのような生涯だったのか、まずはぷるが旅立ったときのことからお話ししましょう。 それは突然やってきた まだお正月気分も抜けないある早朝のこと