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1/12~1/18 日記

1/12(木)

1/13(金)
ひとつ詰まると、またひとつまたひとつと滞る。デスクが散らかるのと比例して、次第に脳もバグを起こす。しかし、ひとつがハマると、またひとつまたひとつと解消されていくのだった。なんだかまあるく収まった日だなあ。

1/14(土)
渋谷、新宿、池袋。人も、ものも、ことも集約されている街が苦手だ。情報量にくらくらしてくる。それでも集まる街には、何かと用事があって。人の波をかいくぐり、映画館、百貨店、ファッションビルを巡ると、チケットカウンター、ランジェリーショップ、アパレルショップ、至るところで、親切に触れる。街には嫌なものも素敵なものも集まってくる。

1/15(日)
友人がオタクを卒業した。言動も振る舞いも、オタクそのものだったけれど、本人がそう言うのだからそうなんだろう。それはなんの前触れもなく、突然やってきて、さびしいとか、かなしいとかもなく、ただたのしかったを残していったのだ。

1/16(月)

1/17(火)
中学の同級生と卒業振りに再会した。厳密に言えば、成人式で会っていたのだと思うが、記憶がないのでノーカン。仲が良かったかと聞かれれば、それもよく覚えていない。特に苦い思いでもないから、それなりに仲が良かったのだと思う。それでもきちんと懐かしいから不思議だ。見た目も中身も、変わっていないようで、あのころとはまるで違うはずなのに、続きのように思いでが続いていく。たしかにあのころ一緒に生きていたのだな。

1/18(水)
真夜中、豚汁をすする。湯気と吐き出した息は白い。部屋の隅でじっとキーボードを打っていた夜になっていた、それにお腹も空いてきた。日付が変わる少し前、トントン、コトコトとキッチンに立った。黙々と目の前のことに向き合うだけでひどく安心する。部屋が、自分が仕事から生活へと戻っていく。

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