Dockerの便利な使い方

概要

仮想環境で開発するための環境です。仮想環境のメリットは、Mac、Winows、Linuxどのような環境でも開発＆動作ができることです。インストールは、公式ホームページの　Get Start　から。公式ドキュメントはこちらから。

Dockerは、イメージとコンテナに大別できます。イメージは、アプリケーションを設定したOSのようなもので、コンテナは、イメージで設定したアプリを動作させるための環境です。

Docker操作の基本的な流れ

1. イメージの取得する

2. イメージをビルドする

3. コンテナを生成する

4. コンテナを起動する( 再起動の場合は、restart コマンド）

5. コンテナを停止する

6. コンテナを削除する

docker image pull
docker image build
docker container create オプションコマンド
docker container start コンテナID
docker container stop コンテナID
docker container rm コンテナID

createコマンドでは、オプションコマンドがたくさんありますので、create --help で確認できます。とりあえず、名前だけ決めておく場合は、--name の後にコンテナ名を入力します。

Docker Compose ：複数のコンテナを実行する場合

docker-compose.yml（ヤムルファイル）を定義をすると、一つのコマンドで複数のコンテナを管理できるようになります。一連の流れと基本的なコマンドは、以下の通り。

1. ビルドする

2. 生成・起動する（再起動の場合は、restart コマンド）

3. 停止する

4. 削除する

docker-compose build
docker-compose up コンテナID
docker-compose stop　コンテナID
docker-compose rm コンテナID

起動中のコンテナでコマンドを実行する

docker-compose exec

コンテナの一覧を表示

docker-compose ps

ログを表示

docker-compose logs

使用していないコンテナやイメージを削除する

docker system prune

PHP環境を作成する

Docker Composeでアプリコンテナとデータベースコンテナを作成します。

Docker イメージをビルドする

docker-compose build

Docker コンテナを起動する

 docker-compose up -d

Docker コンテナ内でコマンドを実行する

docker-compose exec app php -v

Docker コンテナの停止・削除

docker-compose down

よく使うコマンドは以下の通り。

コンテナの一覧と起動状態を確認する

docker-compose ps

ログを確認する

docker-compose logs app

コンテナ内で bash を操作する（コンテナ起動中のみ）

docker-compose exec app /bin/bash

トラブル対処法

ログを確認して、メッセージを読んで対応する

docker-compose logs app
docker-compose logs db