キャンプの妄想だけで記憶の欠片がちら見えした

こんばんは、みつまめです。
焚き火とかキャンプとかアロマとか。
すごい勢いで一人妄想で盛り上がっている最中。

過去の記憶が、隅っこからちらちらと見えているのを発見しました。
小さな私が、薄暗いところでしくしく泣いているのが見えます。
ちょっと覗いてみたら、だいぶ妄想のテンションが下がりました。

儚く消え去った新企画…
いや、企画とか名付けてるけどぜーんぶ妄想でして。そもそも実現する可能性とか、マネタイズとか、集客とか、そーいうの全無視したやつです。
誰にプレゼンするのかもよく分からない、パワポの構成を妄想し始めてた段階でした。
とはいえ内容はめちゃくちゃ面白くて勿体無いので、仕事用のノート(という名のネタ帳)に、キーワードだけ書き残しておきました。

キャンプ、妄想するだけで何かを引き出しちゃうものなんですかね…。
キャンプってすごくない？(キャンプの使い道が違うと思う)

今回はパーソナルな問わずがたり未満の、記憶の欠片を見えたままに記録します。
ホントに何の足しにもならない内容です。
記録する場所が完全にnoteになってるので、ただいつものように記録して、ついでに公開しただけ。
タイトルだって意味分かんなくて、明らかに読ませる気ないでしょ？
今回ばかりはタグだってつけません。笑

各種コンテンツは消費しきってしまって、もし暇すぎて暇すぎて暇…くらいにお暇でしたらお付き合いください。
よくわからん、オチのない話ですみません。

第一次キャンプブーム世代の子ども

子どもの頃、毎年夏は家族でキャンプが定番でした。
多分幼稚園児～小学生くらいまで、毎年キャンプに行っていました。
というのも、両親が第一次キャンプブーム世代ど真ん中でして。

特に父は、今でも釣り人でバイク乗り。
DIYブーム以前から「日曜大工」も嗜むし。
定年退職した現在は、家庭菜園を通り越して近所に畑借りて色々作ってるし。
アウトドア方面にだいぶ多趣味な人です。

そんなアウトドアな父に対し、娘の私は超インドア(お絵かきと読書が好き)
そして、幼い頃は(今も？)非常に寝付きの悪い子でして。
普段から布団に入っても何時間も眠れず、そのうち絶望的な気持ちになってきて、寝れないどうしよう…と母に泣きつくこともしばしば。

そんな子なので、テントではまーーー眠れませんでした。
寒いし、寝袋やテントは埃っぽいし、そもそも地面が何かちょっと斜めだし。
夜は頻繁に起きてしまい、朝も家族の誰よりも早く起きてしまう。
多分今でいうHSCだったので、感覚が過敏すぎたのかな、とは思います。

1人でテントを抜け出した時に感じる朝の森の香り。朝焼けのオレンジ～ブルーのグラデーション。川の水の清々しい冷たさ。
…みたいな感覚は何となく覚えていますが、基本あまり楽しくなかったです。虫いっぱいいるし。
旅行やお出かけとは違い、父と母に付き合わされてる感がありました。

蘇ってきた風景

幾つだったのか定かではないのですが。
考えている内容や行動が幼児っぽくはない気がするので、小学校低学年くらいかもしれません。

その時私は、雨の音と香りで目を覚ましました。
隣を見ると、弟がすやすや眠っています。
でも父と母の寝袋は空っぽでした。

外の様子をみると、道具はきれいに片付けられていて、ランタンも消えて暗くなっていました。
暗闇に目を凝らしてみても、近くに父と母の気配はありません。

遠くにはトイレの灯り、ロッジの灯りが雨に煙り、ぼんやりと滲んでいました。
トイレに行ったのかな、と思ったもののそこには人の気配がありません。

鼓動が早くなってきます。
父も母もいない。
雨が強くなってきた。
このまま帰ってこなかったらどうしよう。
怖い。

とつぜん１人で暗闇の中に放り出されたような気持ちになり、テントの入り口に座り込んで、しくしくと泣きだしてしまいました。

記憶の欠片は何を伝えているのか

蘇ってきた記憶はここまで。

結構長く泣いていた気がするんだけど、何せ子どもの感覚なので、実際にどれくらいの間の出来事だったのかは分かりません。
多分寝る前にトイレに行っていたか、雨が降ったから翌日にはもう使わない道具を車に片付けに行ったか、どちらかだったのかな、と思います。

その時の自分の感情をもう少し掘り下げてみようかと思ったものの、何となく嫌な感じがしたので止めておきます。
今は無理な気がする。いつなら良いのかよく分からないけど。

見えた景色から頭に浮かんだ単語だけを並べときます。
いつか自分の何かの気づきになると信じて。

おいてけぼり/ひとりぼっち/さ迷う/暗い/怖い/寒い/呑まれる/雨/滲む

私の大好きな某バンドのひとが書く歌詞みたいになったな。

オチなし。