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アイヌ「民族」は存在しない(1)【ロシアの北海道工作】(2022年2月27日)


1,薩摩隼人と江戸っ子は民族なのか?

薩摩隼人という言葉あります。だからと言って、薩摩民族とか、隼人民族とか言いませんよね。
江戸っ子っていう言葉ありますが、では江戸民族という言い方があるかといえば、ありません。
つまり、そういうことです。

アイヌ民族は存在しないというと、怒る人もおられるかもしれませんが、
あくまでも個人の意見ですが、アイヌは民族ではなく、アイヌ文化と呼ぶのが適切だと、私は思います。
アイヌという伝統文化とそれにもとづいて生活していた人々が存在したことは確かですからね。しかし、それは民族ではない、というのが実態だと、私は、思っています。
そこで、今回の動画では、まず、アイヌを「民族」とすることが、なにを意味するのか、ということをお話ししようと思います。

2,ロシア・プーチン政権のアイヌ観

これは、だいぶ以前の話なんですが、2012年、ロシアの国営放送のラジオが、「日本人が、アイヌの剣も、お辞儀も、腹切りも自分の文化にした」というタイトルの番組を放送しました。
つまり、日本の文化はもともと、アイヌのものだ、という内容であることは、簡単に想像がつくんですが、
これがすこし問題になりまして、国会でも、当時の浅野貴博議員による質問がおこなわれたんですね。ただこの問題自体はうやむやで終わっています。

で、ここにきて、こういう記事が出てきたんですね。
“「日本も他人事ではない。北海道が危ない」 プーチン氏「アイヌ民族をロシアの先住民族に」発言も ウクライナ人評論家、ナザレンコ・アンドリー氏が激白”
要するに、今現在、ウクライナを侵略しているロシアのプーチンが、2018年に、『アイヌ民族をロシアの先住民族に認定する』という考えを示しているんですね。(2018年12月、モスクワでの人権評議会)
それを大義名分にして、北海道に攻めてくるぞお、という記事です。

もちろん、今日明日、北海道を攻撃してくるということはないと信じたいですが、むしろ、武力によらない、北海道の切り崩しが行われている、ということは知っておく必要があると思います。

3,ロシアロビーとアイヌ問題

どういうことかと言いますと、先日のロシアによる侵略行為について、異様にロシアをかばっている人がいるんですね。
鈴木宗男議員ですね。
先日、鈴木宗男議員が、ロシアの侵略行為を、欧米がしかけた情報戦だと言って擁護するような発言をしているんですね。

じつは、この鈴木宗男議員こそが、アイヌを「先住民族」とする法案を提出している、アイヌ運動の中心的な存在なんですね。
この鈴木宗男議員による立法を中心とした長い時間をかけた運動の結果、2019年に、アイヌを「先住民族」とする(アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律)アイヌ施策推進法が施行されることになります。

つまり、ここで考えていただきたいのは、アイヌを「先住民族」とすることによって、誰が得をするのか、という話ですね。
ネットの憶測では、たとえば中国とか、韓国とか、さまざまな国が、あげられますが、ここまで状況証拠がそろってくると、おそらく工作を仕掛けているメインはやはりロシアだと推測できるのではないかと思います。

で、ここまで動画を見て、アイヌをバカにしているのかと、お怒りの方は、私の動画を批判する前に、ぜひ、ロシアや、北海道アイヌ協会、それから鈴木宗男議員に、きちんと説明を求めた方が良いと思います。

それと、まあ、ロシアがアイヌ文化を利用して、日本を分断しようとしているのは、なるほどなあ、と思ったよ。だけどアイヌが先住民族、民族であることは間違いないでしょ?
という意見があるかもしれませんが、そもそも、アイヌは「民族」ではない、という点については、次回、お話ししようと思います。
それでは、賛成、反対、なんでもかまいかせんので、コメントなどいたければありがたいです。
それでは今日もありがとうございました。

◆動画でも配信中

*情報もと、素材もと

薩摩隼人

平成二十四年二月二十日提出:質問第八六号:アイヌ民族を巡るロシア国営放送の報道に対する政府の見解に関する質問主意書 

「日本も他人事ではない。北海道が危ない」 プーチン氏「アイヌ民族をロシアの先住民族に」発言も ウクライナ人評論家、ナザレンコ・アンドリー氏が激白 2022.2/26 15:00

ロシア通の鈴木宗男氏「メディアが公正ではない」とウクライナ侵攻めぐる〝情報戦〟に疑問符 2022年02月24日 22時36分

*以下はwikiより

江戸っ子
鈴木宗男
アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律

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