見出し画像

選択的夫婦別姓の問題点、個人の利便性は法改正の根拠となるのか【NOTEにきた批判への反論、それと、竹田恒泰先生やロンブー田村淳さんについての感想】(2021年10月13日)

*選択的夫婦別姓の問題点と田村淳さんのアンケートについてはこちら

今回は、上記のノートでいただいたご批判への反論です。

・ご批判の内容

記事には大変多くの疑問を持ちました。
その一つは、
選択的夫婦別姓の根拠が破綻してる理由として
「法制度は、あなた個人の利便性を保障するものではありません。」
と書かれていることです。
ある法に対して国民の多くが不便を感じているとしたら、
その不便を解消するために法改正すべきと国民が主張するのは
当たり前の事のように思えます。
そのような主張が破綻していると仰るのは、ちょっと理解できないです。


・チャンネル主、筆者の反論

コメントいただきありがとうございます。
まず、あえて分断を招いてまで法改正を行う必要があるのか?ということは考えていただきたいと思います。
なるほど、「国民の多くが不便を感じている」という点ですが、逆に、選択的夫婦別姓にする必要はないと考える国民も、より多く存在するのです。
また、選択的夫婦別姓が便利な点を強調されますが、デメリットがかなり存在することは、調べていただければすぐに出てくるはずです。
これは、憲法の政教分離の原則に通じるものがあると思います。
世の中には多くの宗教があります。たとえばイスラムを国教とする国もあります。
日本でも、多くの家庭が何らかの仏教宗派の檀家ですし、そのほかさまざまな宗教に、多くの人が所属しています。
だからと言って、比較的多数が所属する宗教団体のために、政教一致の政治を行うべきだ…、ということにはならないはずです。
ですから、個人の利便性のみを、公益や法制度の根拠としてはならないのです。

*動画内の参照情報、元ネタなど
・日本国憲法(wiki)

・日本国憲法原文はこちらを引用させていただきました(wiki)


*追伸~本ノートを閲覧している方へ

2021年10月13日現在、ご批判に反論したところ、再度ご批判をいただきました。もちろん、筆者の答えが万全である保証はなく、ご批判、ご指摘、擁護などあれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?