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歴史修正主義という意味不明なレッテルについて①~【朝日新聞・歴史修正主義を扇動した「論破」文化 感情に訴える言葉の危険性】という記事を見かけて(2021年12月10日)

*今日の内容

■「歴史修正主義」という意味不明な言葉①

・そもそも歴史学とは、史料(過去の記録)を比較検証することで歴史的事実を導き出すもの
・いかなる「歴史的」事実であれ、常に、科学的な批判検証にさらされなければならない

批判検証される以上、歴史的事実もまた、常に修正される可能性を帯びている

■「歴史修正主義」という意味不明な言葉②

・ベネデット・クローチェ「すべての歴史は現代史である」
・過去の歴史を見る際に、現代の主観でしか見ることができないことをあらわした言葉。

■「歴史修正主義」という意味不明な言葉③

・「すべての歴史は現代史」である以上…、常に批判検証が継続さればならない。
・批判検証と、それにともなう「修正」の否定は、それはもはや「歴史学」ではない。

「歴史修正主義」という言葉は…、議論を封じ込めるレッテル以外のなにものでもない。
歴史学を否定する手段。

■「歴史修正主義」の議論になぜ「社会学者」が採用されたのか?①

・朝日新聞の取材対象は…、「社会学」者の倉橋耕平さん
・朝日新聞はなぜ…、歴史理論や歴史学の専門家でなく、「社会学者」に取材したのか?

■「歴史修正主義」の議論になぜ「社会学者」が採用されたのか?②

朝日新聞は、「歴史」を、歴史学ではなく…、社会問題、社会学、社会思想の問題として考えたい。

■「歴史修正主義」の議論になぜ「社会学者」が採用されたのか?③

・では、なぜ朝日新聞は…、「歴史」問題を歴史学から、社会学に持ち込もうとしているのか?

・つづきは次回

*レッテルによる言論統制についてはこちらもどうぞ
「陰謀論」と言うレッテルについて考える、そもそも事実とは?~NSAによる盗聴不正問題~

*情報参照もと、素材もと
歴史修正主義 を扇動した「論破」文化 感情に訴える言葉の危険性(『朝日新聞デジタル』2021年12月6日 9時00分)

朝日新聞出版『論破力』

*以下は、wikiより
歴史修正主義
ベネデット・クローチェ
竹簡
金文

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