ゆきむら。さんと『ゆきむら。』


最近、ゆきむら。さんの動画をたくさんみました。

きっかけは、ゆきむら。さんのYouTube生放送を何かの拍子に少しだけ聞いて、あー、その続きがちょっと気になるけど・・・と思っていたところ、後日その録画があるのを発見したことです。

これまで、騎士Aグループ配信や、コラボ企画などは聴いたことがありましたが、ゆきむら。さんのことは正直にいって、「ちょっと苦手かも・・・」と思っていました。なので、個人配信は一度も聴いたことがありませんでした。

初めて聞いたのがこちらです。
【上上上級者向け雑談】ゆきむら。お試し体験版【最後まで聞けたら心友】
https://youtu.be/g0sFbS6_H9o

聞き始めたら、途中でやめられなくなりました。一日では聞ききれず、翌日も続きから聞きました。途中から2倍速に切り替え、それでも2時間近くかかりました。


この人は、自分や自分の人生について、今までとてつもない時間をかけて考えてきたのだろうと感じました。思考の過程が驚くほど理路整然していて、なるほどと思うところも多々ありました。表面的な言動で人を判断してはいけないと自省しました。

そして、できれば娘にも聞いてほしいな、と思いました。不登校でひきこもりの娘の心の奥底の、親がなかなか手が届かない部分に、もしかすると届くのではないかと。


それから、ゆきむら。さんの、過去1年くらいの、語り系と思われる動画を全部見ました。2倍速でも4日間かかりました。ブログも、2016年までさかのぼって全部読みました。


いろいろ思うところがありました。
学ばせていただいたところ、共感することもたくさんありました。

先に生まれたものとして、こんな世の中にしてしまった責任を感じたり、明日死んでもいいと思えるまで今日を真剣に生きているかな、と振り返ったり。

強く沸き起こったのは、自分の子どもたちをもっと抱きしめたい、という感情です。もう大きくなっている子どもたちに「うざい」「きもい」と言われるのは百も承知ですが、子どもたちが母を必要とするうちは、いつでも温かく迎え入れようと思いました。



この時から、私の脳内の一角に、ゆきむら。さんが存在するようになりました。(ご本人と区別するために『ゆきむら。』と表記します。)

『ゆきむら。』は、普段はひっそりしていて、その存在を意識することはあまりありません。が、何かの時に現れて私の思考にツッコミを入れてきます。おもに子ども達と関わった後にでてくるように感じます。そんな時は、大人の驕りだったかなとか、自分の言動をちょっと反省したりもします。


ーー

娘から、しゆんさんの配信を聴かないで、と強く拒絶された日。

私はまず、ゆきむら。さんの動画を振り返り(”推し事”の動画と、上の動画で同担拒否について話している部分)、その後、初めて自分から、脳内の『ゆきむら。』に問いかけました。

「娘はどんな気持ちで、私を全力で拒絶したんだろう」
「私はどうすればいいのかな」


「そんなことはてめぇで考えろ」
脳内の『ゆきむら。』に手厳しくこき下ろされながらも、しばらくやりとりを続けました。


「うん、そうだよね。わかった。」
「決めたよ。」
「ありがとう。」

私は自分の進む道を決め、その後、娘と話しました。


苦しくて、誰にも言えなかったことを『ゆきむら。』と話せたのは本当にありがたかったです。

(本物のほうの)ゆきむら。さんに、心から感謝を申し上げます。

ーーー

今、私にとって、脳内の『ゆきむら。』は、思春期を通り過ぎ、大人同士として話せるようになった子、のような存在になっています。
未熟な子どもたちがうまく言えないことを、妹、弟に代わり代弁してくれる、年の離れた第一子のような存在。

荒唐無稽な設定で、私の頭がくるっているとしか思えませんが、なぜかそんなふうに感じています。


脳内『ゆきむら。』を、あまりご本人とかけ離れないようにすべく、昨日、新しいYouTube配信録画で『ゆきむら。』をアップデートしました。(別の配信を聴いていて、リアルタイムで聞けなかった)


人間だるいときもあるよね。
そんなところも見せてくれるゆきむら。さんを、うちの子ども達にもみせたいなあと、また思ってしまうのでした。


溜まった案件をずるずると後回しにして、貴重な仕事時間にせっせとこのnoteを書いている、母の様子でも見せればいいのかもしれませんが。

脳内『ゆきむら。』との日々は、これからも続きそうな予感です。




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