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2021年1月の記事一覧

振って、戻す。自分のデフォルト設定を変える方法。

振って、戻す。ぼくがよくする思考法の話だ。 ぼくは何か新しいことを始めるときなど、よく「振り切ってから、心地良い位置に落ち着かせる」というやり方をする。言い換えるなら、まずはそれに全集中してみて、それからある程度のところに落ち着かせる、ということだ。 例えば、まさにいまやっているこのnote毎日更新がそれに当たる。前から何となく、noteの更新頻度を上げたいと思っていた。これまでは書きたいときに不定期で書いてきたが、定期的な更新スタイルに変えたいと思ったのでまずは「毎日更

外食するのは、お腹ではなく心を満たすため。

僕はもともと、あまり外食を好む方じゃない。そこそこ自炊も得意だし、小さい頃は「今日は外で食べよう」という母ちゃんに「やだ!家で食べたい!」とよく駄々をこねていた覚えがある。 しかし最近は定期的に外食をするようになった。どうして? 多分それは、このコロナが影響している。 "人間らしい暮らし"ってなんだろう?フリーランスのWebライターである僕は、全てのお仕事が自宅で完結する。クライアントさんとのやりとりはすべてChatworkかLINEでのメッセージ。だから、一言も言葉を発

「いじめられる方にも原因がある」とかいう意見、本気でダサいから今すぐやめよう。

今朝noteを開いたら、こんな記事に目が止まった。 読んでみたら、とても強くて優しいお子さんであること、お子さんへ愛情持って接するお母さんの想いが、文章から伝わってきた。とても素敵で、ものすごく価値深い記事だと思う。 記事内で紹介されていた、2年生のときの先生が残した言葉がとても印象的だ。 『破けた袋はもとにはもどせません。テープで破けたところをはっても、もとの袋には戻せないのです。人を傷つけるのはそういったことです』 そして、もう一つ。いじめをしていた子のお母さんの

ただただ、祈る。

近所にネパール人の方がやっているカレー屋さんがある。店の前を通ると、つい気になってしまうお店だ。店前の手書き看板がいつも、とても素敵だからだ。 お世辞にも綺麗とは言い難い字だし、日本語もたどたどしい。でもそれもどこか愛嬌があり、素朴な言い回しにいつも癒しを貰っている。 1週間ほど前だろうか、先日お店の前を通ったときはこのように書かれていた。 一番下に、小さく書かれた「いっしょにがんばろー」の文字に元気を貰った。 僕が住むこの街は、まさに伏見稲荷大社のすぐ近く。多くの飲

お山巡りしていたら滝に打たれてた話 〜『伏見稲荷と一期一会』〜

ミーン、ミーン、ミーン......。 まだ京都に越してきたばかりの、ある夏の朝。僕は稲荷山を登っていた。夏場のランニングは朝早くに限る。早朝6時前、この日は「ある場所」を目的地に決め、走りだした。 ゴールは「清滝」。伏見稲荷の敷地内に滝があるらしい。神社の案内図をみてから、一度見てみたいと思っていた。 僕は滝が好きだ。山や緑に囲まれた中で見る滝の雄大さ、肌に感じる水しぶき、マイナスイオン。この上なく癒しと開放感を感じる。 関東に住んでいた頃は、よく栃木まで滝を見に行っ

どうせ使うなら、地域のお店にお金を回そう

ここ最近、意識的に自宅の周りでお金を使うことにしている。近くの個人店に外食しに行ったり、花屋さんやお茶屋さんに行ったり。 僕が今住んでいる京都の地は故郷なわけではない。それどころかここに来てまだ半年くらいだ。でも、今ここに住んでいるのは何かの縁だと思うし、何よりも僕はこの京都・伏見の地が好きだ。 世界的な観光地・伏見稲荷大社がすぐ近くにあるこのあたりは、やはりお食事処やお土産屋さんが多い。 しかし今、観光客は本当に少ない。伏見稲荷大社の初詣参拝客数は例年と比較し8割減だ

プロフェッショナルの在り方と「美」。美容業から学んだこと。

美容室は「今よりもっと好きな自分と出会う場所」であり「新しい自分に出会う場所」である。 ぼくはそう思っているし、そうであって欲しいと思っている。 いっときではあるが、美容業界に身を置いた者として。 ♢ ♢ ♢ 美容業は、誰かの「特別な瞬間」に携わる職業だ。 成人式、七五三、結婚式。 夏祭りのヘアアレンジや浴衣の着付。 初デートの前に可愛くなりたい女の子。 我が子の入学式を前にしたお母さん。 そんな、誰かの特別な瞬間に触れて、人に笑顔を与えるのが「美容師」の仕事だ。

僕は毎日欠かさず、伏見稲荷を訪れる

僕が起きてすぐすることは水を飲むことです。そして次にするのは、伏見稲荷大社まで散歩し、一礼して帰ること。 (正確には「二礼二拍手一礼」して帰る、ですね) 雨の日も雪の日も、朝イチから人と会う予定があっても、基本的には欠かしません。なぜかと言うと、一日ご機嫌に過ごせるようにです。 何となく、漠然と神様を信じてみる僕は特別に信仰が厚いわけではないと思います。「〜教」や「〜宗」を信仰しているわけじゃないし、宗教的な作法や慣例、経典、教えなどにはそこまで強い興味を持ってはいませ