見出し画像

自分の絵について最近の考え

MITSUKADOです。(そうですね)
自身の絵の表現についてのことは常々考えていることです。
私は今までデフォルメ人物をリアル背景に置くことで生じる視覚的な効果や印象を模索していました。
結果を出すには尚早な気もしますが、まず私が描いているリアル背景はそれぞれのパーツに主線のない、現実でその物体を見た時にそう見えるように描いていたものです。

主線のある人物と主線の無い背景のいつも描いているような法則の絵です。

今回描いたもの

そして今回実験的に描いたのがこの絵です。草や茂み、木など背景に主線がついています。人物のほうがはっきりするよう、ざらついた質感のペンを使っています。やはり草や木の葉を抽象的な形に線を引くと、今までしていたリアル調の塗りが合いません。ここまでするなら背景もデフォルメしないと不自然な感じに見えます。

以前描いたもの

これも背景に主線があります。色を物となじませて色を薄くしています。このくらいだとリアルな色塗りでもなじんでいるように見えます。

以前描いたもの

これは背景となる物体の縁を塗りに使っていたのと同じペンでなぞっています。
この塗りに使っていたペンで縁をなぞるのが今の所一番背景をちょこっとだけ主張を出すのに合っている。と考えている。
今度からはこの方法で絵を描いていってみよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?