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愛と技術とクリエイティブが黒部にはある。

ダームクーヘンの誕生です。

全国各地にお邪魔して、
たくさんの素敵な人たちと会ってきました。
どちらから?
富山県の黒部市からきました。
黒部ダムの黒部ですか!?
と、やや興奮気味に聞いてくださる方、
行ったことありますよ!と言ってくださる方、
黒部の太陽好きです!と映画の話をされる方、

とにかく黒部といえばダムなんです。

話は前後して、
黒部を愛する若者がいます。
本瀬君と言います。
本瀬君は中華料理店のオーナーシェフで、
いろいろと黒部のために腕を振るってます。

そんな彼が、
黒部らしいお土産を作りたいと、
菓子職人の松田くんに声をかけ、
さらに僕に声をかけてくれました。

はじめての打合せで、
何をやろうか、黒部ならではの食材を使うかどうか、など、ブレストしてるときに、
「黒部といえば黒部ダム」を思い出しまして。
もうさ黒部の食材とかじゃなくて、
黒部ダムのカタチしてバームクーヘン、
「ダームクーヘン」とかにしません?と。
で、これがめちゃくちゃ盛り上がりまして。

人間、正しいことをしてるよりも、
楽しいことをしてる方がアガるんですよね。
そういう瞬間でした。

しかし、ここからが大変で、
ダームクーヘンて言うくらいだから、
黒部ダムの形をかなり正確に再現しなくちゃと。
それに、バームクーヘンの生地はどうすると、ハードル高めです。

そこで菓子職人の松田君の出番です。
彼が作ったりんごパイは、
ANA国内線で採用されたりと、
間違いない知識と技術を持ってます。
そんな彼が研究とテストを繰り返して、
カタチも味も良いやり方に辿り着いてくれました。

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生地はビスキュイ、バタークリームにはベルギー産ホワイトチョコを。ココアバター以外の代用油脂を一切使わない、正統派のホワイトチョコです。バターは北海道日高バターを使っています。ラムレーズンは、漬け期間で味わい深くなっていくので、5年以上のものを使いました。固形と刻んだものを練り込み、食感も楽しめるようになっています。

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黒部ダムのアーチ角度と、ウイングにも、かなりこだわりました。本物と差異はほぼないはず。

手前味噌ですが、本当に美味しかった。

はじめての企画会議から1年。
愛と技術とクリエイティブによって、
ダームクーヘンは生まれました。

販売体制を整えるべく、
鋭意準備中です。

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皆さまどうぞよろしくお願いいたします。

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