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生活に全クリなどない。『天穂のサクナヒメ』で、ラスボスを倒した感想

この連休、話題のゲーム、天穂のサクナヒメをがっつりプレイして、ラスボスを倒しました。クリアして思ったことを書きます。

※ちなみに、Switch版のほか、PS4版、Steam版があります。

3日×春夏秋冬の12日間で、米を育てる

米を育てるゲームであるサクナヒメは、ゲーム内時間を12日で1年としています。春夏秋冬のそれぞれに3日分を割り振って、

春1日目、春2日目、………冬3日目

で1年です。そのため、稲作も非常にスピーディに進みます。

ところで最近、『天穂のサクナヒメ』に以下のアップデートが行われたことが話題になりました。

ゲーム内限界年数を、9999年に延長

もともとは999年だった限界年数が、9999年に延長されました。なぜかというと、999年を超えてプレイする猛者が現れたから、とのこと……w

ちなみに、僕はラスボスを倒した段階では、まだ20年ほどしか経っていません。

ラスボスを撃破。そして始まる春1日目。
「全クリ」という言葉がどうしても使えない

ラスボスを撃破して、エンディングを一通り見ました。その後、よくある RPGのように「ラスボスを倒した実績は解除。でも、ラスボス直前の環境からクリア後プレイ続行」が可能になります。

すると、当たり前なんですが普通に「春1日目」が始まるんですよね。

で、春1日目って、稲の苗を準備したり肥料を用意したり田を耕したり、めちゃくちゃ忙しいタイミングなんですよ。

ラスボスの攻略直後から、余韻に浸るでもなく普通にあくせく働かなければならないというリアリティは、この稲作ゲームでしか味わえない感覚なんじゃないかなと思いました。

クリア後に開放される要素も多く、まだ解除してない実績や、作っていない武器や服があり、そもそも稲作の試行錯誤に終わりはなく…

クリア後のツイートでも、なんとなく「全クリ」という言葉の使用を控えたくなる、独特のプレイ感が大変美味でした。

終わりに:稲作はサポート豊富。しかも稲作だけじゃない

個人的に、発売直後に、上記の話題がバズって多くの人に見られていた気がします。

こう書かれていると、稲作難易度がものすごく高いように思えてしまうかもですが(笑)、ちゃんとゲーム内キャラがいつ何をすべきか説明してくれるし、どういう米を作りたければどう育てれば良い、という資料がゲーム内にたくさん用意されています。

もちろん、その資料を超えた情報を稲作に取り入れるには、自学自習が必要かもしれませんが…w

とにかく、稲作は奥深さも担保しつつ、快適に進められるようになっているよ、っていうこと。

あと、稲作がなにかと話題になるサクナヒメですが、アクションゲームとしての戦闘も普通にやっていて楽しく痛快です。

サクナが覚える技や、武器や能力の強化・アップデートが豊富で、色々な戦い方を自分なりに訓練していけます。

たぶんプレイヤーの好みによって、多用・強化していく技は、人ぞれぞれ幅がでるんじゃないかな。

ラスボス倒した時点で、僕の総プレイ時間は50時間くらいでした。興味が湧いた方はぜひどうぞ!



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