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今日は小説家・天道満彦の誕生日

はじめまして。

普段私は、ドヰタイジという名でSTAR★JACKSという劇団を主宰をしていたり、俳優、演出家、殺陣師として活動しています。結果、何屋さんか分からないぐらい、結構色々な仕事をさせていただいている中で、脚本家としても活動しておりますが、およそ四年ほど前からペンネームを使用しています。

それが、天道満彦という名前です。

多岐に渡る仕事を、今までは全てドヰタイジとしてやってきていたのに、何で急にペンネームなんか付けたんや?と、当時は周りの関西演劇人からやいのやいの言われたものですが、父親の十七回忌の頃、

「あの時、数百人の方が葬式に参列してくださったが、十七年後の今日、果たして何人の方が思い出して下さってるのか、忘れずにいてくれてるのか。本当の意味で人が死ぬということは、実体がなくなる時ではなく、人の心から居なくなった時なのではないか?」

と思った時に、父の名を再びこの世に生き返らせようと、父の生まれ育った町、吹田市天道町から姓を、父の実名から名を貰い、この名を付けた。と話すと、皆二の句も出せない様子で黙ってしまうので、我ながら話すのに結構勇気のいる名を付けたもんだな、と。

そんな意味を持って付けた名前ですが、実はこの度、昔からの夢だった小説を書く機会を得まして!

それをきっかけに、小説家・天道満彦として、このnoteの中で作品を発表させていただこうと、準備をしてきました。

今回は小説家・天道満彦の処女作である『瓦斯(そら)に舞う紙の翼』の完全版を読んでいただきたいと思っております。先日発表した朗読イベントでは時間の制約があり泣く泣くカットした部分を再掲し、イベントの時の倍ほどの分量となった完全版。出来立てほやほや完全なる未発表の作品です。

すなわち今日は小説家・天道満彦の誕生日です。

この作品は『アンネの日記』と彼女の伝記から着想を得、自分のノートに名前を付けたアンネが毎回『キティへ』で書き出すあの日記が、もしも本当にキティという人間に当てて書いていたとしたら?と想像したフィクションです。アンネとキティのやり取りを是非お楽しみください。

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天道満彦。劇作家、小説家。 エンターテインメント時代劇ユニットSTAR★JACKS主宰、俳優、演出家、殺陣師であるドヰタイジのペンネーム。