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【左手デバイス】CGでも使える?Rev-O-mateを長期レビュー!

こんにちは。ミツハシです。

本日はビットトレードワン様が販売している「Rev-O-mate」という左手デバイスについて

詳しくレビューしていきたいと思います。

Rev-O-mateとは
なぜRev-O-mateにしたのか
特徴
個人的いい点、悪い点、買うべきかどうか

Rev-O-mateとは


押し込み可能な無限回転ダイアルと柔軟な設定が可能な 10 個のボタンが一つになった、プロフェッショナルなクリエイター向けに開発されたデバイスです。


みたまんまのデバイス。

10個のボタンと一つの無限回転ダイヤルなだけです。

ただしポイントとしては、全てのボタンがマクロ対応であるということ。

キーボード・マウス等の組み合わせのほか、各キーのインターバルまでクリエイター自身が製作、編集が可能。作成したマクロを各ボタンに割り当てることで、従来のデバイスでは対応できなかったアプリケーションへの柔軟な対応を実現しました。


同じような作業を繰り返すのであればこのマクロを使用するしかないでしょう。

現役イラストレーター”JACO”氏のアイデアをもとに開発、クリエイターならではのアイデアが満載。


「絵師さんが作ったから間違いない」空気を出しています。

なぜRev-O-mateにしたのか
私がこのデバイスを購入したのは半年前、3月ごろです。

この頃の私は「Zbrush」というCGソフトに出会って感動してのめり込んでそれはもう大変でした。
https://pixologic.jp/zbrush/
簡単に言うと、3Dのモデルを筆で作っていくデジタル彫刻ソフトです。

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こういうのが作れたりします。

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作成途中の狐さん。こういうのも作れます。
このCGソフトはペンタブを使うこと前提で作られているため、感覚としては絵師になったような気分です。

しかし私は絵師ではありません。経験といえば中学の時に適当な落書きをしていた程度。

とりあえず形から入ろうとして、いろんな左手デバイスを探しに探しました。その条件は

ホイールがついていて設置式(手持ちではない)であること
ボタンがそこそこ多いこと
Mac対応であること
そこそこ安いこと
あと、デスクに置いて様になればいいな。

こんなことから選出されたのがこちらのRev-O-mateでした。

本当はRazerのTartarus proとか良かったんですけどね、、、Macなので、、、、


特徴


このRev-O-mateはボタン配置が非常に特殊です。

真円形のど真ん中に無限回転(クリック感のないタイプ)のダイヤルと

左右に3つづつのボタン、コードの反対側に4つのボタンがあります。

名称未設定 1


文字雑かよ
中央のダイヤルを押し込むこともできるので、実際のボタン数は11です。

下部は全体的にRGBのLEDが入っていて光るようになっています。

ちなみにこちらは完全消灯も可能。PCをスリープさせた後もそこそこ光ってることがあります。

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直接見ると非常に眩しい
ソフトウェアは専用の物がWin,Mac共に対応しています。

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立ち上げ画面。

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マクロの設定画面


個人的いい点、悪い点、買うべきかどうか


じゃあ実際に使ってみて、よかった点を紹介いたします。

ボタン操作で迷うことがなくなった
ダイヤルによる作業スピードアップ
やる気が向上した
机の上がカッコよくなった

求めていたことはだいたいクリアできました。

特にダイヤルを使用したブラシサイズの変更は、もう無かった頃には戻れません。

悪かった点

本体がLEDのせいで非常に熱くなる
上記のせいなのか、塗装面が剥がれ始める
ボタンの配置が絶妙に使いづらい
ボタンの数が足りない。
無限回転ダイヤル回りすぎ
ダイヤル押し込みボタンの音がうるさい

長期で使ってくると、悪い部分が非常に目立ちます。

特に1つめの熱を持つという点、これは常に握り込む左手デバイスでは気になります。

結構熱いです。カイロぐらいの熱さ。

さらに塗装面が3ヶ月にして剥がれてきました。

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剥がれてくる塗装面の図
外見が非常によかったため、これは個人的にちょっとショックでした。

あと、ボタン配置が非常に微妙。このデバイス、このように持つと思うんですよ。

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こうすると、前述した4から7番のスイッチが非常に押しづらいんですね。

右側の1から3は親指、人差し指と親指でダイヤル、8から10は中指薬指、小指は添える

これでは細かく手の位置をずらさなければ4から7番ボタンを活用できません。

だったらキーボード使います。左手デバイスの左手たる由縁とは。

この問題に付随して、ボタンの数が足りなくなります。ダメダメループが始まります。

つまり、実質6+1ボタンの無限ダイヤル付きデバイスと言っても過言ではありません。

この数で間に合う人なら特に問題ないでしょうが、僕にとっては足りませんでした。

そのため、私はここにさらなるボタンデバイスを購入予定です。

ケーブルを手前にしたら使えると言う方もいるかも知れませんが、

パソコンは基本デスク奥、USB接続、作業環境で手前にケーブルがくる煩わしさったらありません。

論外です。

さらに、プリセット切り替えで1ボタンは埋まります。どれだけ使いこなしても9+1ボタンになります。

ボタンの数足りない問題はどこまで行っても意地でも手の位置を動かすしか解決できません。

また、良くも悪くもダイヤルの周りが非常にスムーズです。

手が当たるとそれだけでキースイッチ入力が感知されます。

あと、ホイール押し込みボタンで机を殴るような「ガッコン!」っていう音が鳴ります。

総合評価

散々悪口を言いましたが、私としてはこのデバイスを購入して良かったと思っています。

なぜなら、最も大きい「ボタンの数問題」に関しては

追加のボタンデバイスを購入することで解決できます。

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理想のデバイス
私としては、左手デバイスの良さは

「左手脳死して置きっぱなしにして、指だけ動かせばコントロールできる」

ということだと考えています。

そうでなければ、ダイヤル付きキーボード「Logicool CRAFT」を使用するべきです。


しかし、このデバイスはボタンの数以外全てにおいて理想のパフォーマンスをしてくれています。

反応のいい無限回転ダイヤル、マクロのある6つのスイッチ、素晴らしい外見。最高です。

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かなりカッコよくサマになります。
私としては、このデバイスは

ボタンの数が6+1で足りる、もしくはボタンを買い足すことも視野に入れられる
とりあえずダイヤルと便利なボタンが欲しい
デスクの上をカッコよく仕上げたいけどTartarusは強すぎor Mac

みたいな、ちょっとひねくれた人に丁度いいコストパフォーマンスだと思います。

大体金額は12,000円前後。Mac対応でこのスペックと質感ならまあ許容範囲。

使ってみて、僕としては「買い」だと思います。多分まだまだ使っていきます。

ぜひ、Rev-O-mateも左手デバイスの候補に入れてみてください。

ミツハシ

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