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受け取ってもらえた時にやっと「カタチ」になっていく。

ずーっと前に、あらゆる視点から考えてカタチにしたもの。
そのとき、その1つ1つが「借りもの」な感じがしてた。
自分が伝えるものとして、何かつながりが感じられない部分が残ってた。

そうやって・・・少し置いておいたもの。
でも蓋をするわけじゃなく、開けっぱなし。

ときどき意識も流れるのだけど、あえてしっかり向き合わない。
ものすごく自信があったり、誰にでもオススメしたいわけではないけど。
大事なもので、育てたいもの。

久しぶりに、”それ”に呼びかけられた。

次の授業どうしようかと・・・
ちょっと考えても手が進まないで、
ほんの少しだけ締め切りに追い込まれてた時に。

”それ”に「ここにあるよ」って言われた気がした。
なぜか、それを事前に確認しようと思うことなく、目の前にいる人に必要なことを届けたらいいよね・・・と。

もちろん、その場では最善を尽くせるという不思議な自信はあった。
準備不足は不安を呼ぶし、だからいつも準備を一生懸命するのに。
なぜか、それがいらない感じ。

そうしたら、ビックリした。
伝える言葉をつないでいくほどに「よくできてる」と改めて感じる。熟成されたみたい。

当時は”それ”を難しいと感じたけど、今の自分が見たら、すごく納得感がある。やたらと心地よくフィット感があった。

アウトプットってすごい。
どれだけ、できたものを眺めて、自分で評価してたとしても、今日感じたことはきっと感じられない。

目の前の人に伝えようとする時に。
やっと必要な言葉が生まれ、必要な想いに自ら気づき、届けたい言葉が紡がれて表現される。

受け取ってもらえた時にやっと「カタチ」になっていく。

さらに今日のギフトは、朝のお風呂の中で浮かんだ最適なアイデアと、駅までの歩く道のりで、よりシンプルに手渡せる方法が思い浮かぶ。

様々な経験が統合され、自分の中を通った表現に変わる。
すごく嬉しかった。こういうことをもっとやっていったら、すごく役立てるもの。

そしてそれは、ものすごい感動とかでなく、おだやかな確信と感謝。

ずっと置き去りにてた頃に生み出したから、なんというか・・・早産だったのだと思った。アップデートして、もっと役立ててもらおう。


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