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息子の歯が抜けました

2021年12月22日の朝。

起き抜け「(口の中が変な感じなんだけど)大丈夫?」と下唇をめくって見せてきた息子。
鈍い私は唇に違和感があるのかと思って「んー?大丈夫だよ?」とよく見もせずに返事をしていたんだけど、きっとその時点で確実に抜ける気配があったんだろうな。

そんなわけでそのまま何事もなかったかのように朝食の支度をし、我らはトーストを、息子はリンゴを食べていたんだけどふと口の中を探り出し「これ」って抜けた歯を一瞥だけしてテーブルに置かれ。
最初、リンゴを吐き出したのかと思って見てみたらそれは小さな小さな歯で!
主人がすかさず「これ詰めるようにして噛みな」とティッシュを渡し、暫くした後に「うがいしに行こう」と洗面台に連れて行ってくれて。
私はその間なにをしていたかというと、大きさ比較のために近くにあったアボラスを持ってきて写真撮ってました(笑)

で、二人が戻ってきたそこからが「やったー!」「おめでとう(?)!!!」と主人と私は大騒ぎ。
当の息子は微妙ににじむ血がイヤだったらしく最初は渋い顔をしていたんだけど、我らが大喜びで写真撮影をせがむから途中からはずっと笑顔でした。

でも、私のお腹の中で過ごし、産まれてからもずっと母乳で生きてきた息子のこの抜け落ちた歯はほぼ私の何かで出来ている訳で。

それが、自分で選び食べたモノで作られてきた歯に替わっていくんでしょ?

まぁ私が提供したものだったり保育園の給食で生きてきてる訳だから自分で選びってのは大袈裟なんだけど、でもまたひとつ私の手から離れ大人になったんだなって。
グラグラし始めた時は食への不安だな?って思ってたけど、これはきっとそういう私から離れていく物寂しさなんだろうな。

いや、でもスゴイ。
息子の抜け落ちた歯は、自分の歯と比べるまでもなく小さくて。
それが大きな大人の歯に生え変わっていくってのが本当に神秘的。

息子は生まれつき(というか生後初めて生えてきた)前歯に欠損があったりと、少々エナメル質が弱く。
一応気にかけてたかいあってその前歯が虫歯になってしまった以外は無傷なんだけど、これから生えてくる永久歯は頑丈なものであって欲しいな。

息子の人生に幸多からんことを。と願うばかりです。

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