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いま注目の配信プラットフォームOPENREC.tv(オープンレックティービー)とは? これから配信を始めたい人に特徴や収益ポイントを完全解説!


YouTubeやTwitchで配信をしてみたいけれど、ほかにやっている人も多くてすぐに伸びないのでは……? と考えている人に向けて、いまおすすめの国内産の配信プラットフォームOPENREC.tv(オープンレックティービー)の情報をまとめてみました。

 ゲームを高画質で配信できたり、リアルイベントで人気配信者とからむチャンスがあったり、YouTubeよりも低いハードルで収益化できたりと、OPENREC.tvならではの注目ポイントから視聴方法・配信方法までまとめて解説するので、ぜひチェックしてみてくださいね!


OPENREC.tvとは? 運営会社はどこ?

「OPENREC.tv(オープンレックティービー)」(以下OPENREC.tv)とは、ゲーム配信を中心としたライブ配信プラットフォーム/ライブコミュニケーションサービスです。プンレクとも呼ばれているみたいですね。

ライブ配信を視聴するのはもちろん、自分でライブ配信を行うことで視聴者とコミュニケーションをしたり、YouTubeのように収益化をしたりすることもできるようです。OPENREC.tvの配信者数は公表されていませんが、現在活動している配信者は想定3000人を超え、人気配信者の番組やリアルイベントの開催も定期的に行われているようです。

OPENREC.tvの特徴は?

 YouTubeやTwitchのようなライブ配信プラットフォームであるOPENREC.tvの特徴を、簡単に5つにまとめてみました。

・配信サービス最高レベルの高画質配信と低遅延

 フルHDとなる1920x1080pの解像度と、最大フレームレート60fpsによる高画質配信・視聴ができるので、PCゲームの綺麗なゲーム映像をそのまま配信できるのが強みみたいですね。

 ライブストリーミングも1秒かからない最高水準のタイムラグ対応で、ゲーム配信を高品質・視聴ラグなしで実現できるのが特徴です。

 Apple Storeのレビューでも、低遅延モードによる配信とコメントのラグのなさと高画質について良いというコメントが見られました。

・狩野英孝さんや布団ちゃんといった芸能人&有名配信者がチャンネルを開設!

 芸能人や有名配信者のチャンネルも多数開設されていて、ゲームなどの配信を視聴できるほかサブスクメンバーシップによる特典やコミュニティを楽しめます。やはり有名人の人も多く利用しているのは安心感やブランド感がありますね。

 ほかにもゲーム好きな有名人・配信者・VTuberのチャンネルも数多く解説されているので、自分が好きな配信者がチャンネルを持っているかチェックしてみましょう!

 チャンネルの人気ランキングも公式で随時更新されているので、どんな人が配信をしているのかチェックしてみるのもおすすめですよ。

・有名配信者のオリジナル冠番組がサブスクで見られる!

 布団ちゃん、蛇足さん、とりバードさんの3人がやりたいことをやる「蛇鳥布団(だちょうふとん)」や、フルコンさんとtowacoさんの「フルトワボンジュール(仏)」のようなOPENREC.tvでしか見られないサブスクの冠番組も多く作られています。

好きな配信者が自由に何かをやっている番組はついつい見たくなりますけれど、サブスクで配信者も応援できて自分も楽しい番組が見られて一石二鳥ですね。

・加藤純一presentsのリアルイベントやゲーム特化の配信イベントを定期開催!

 2023年3月25日と26日に幕張メッセで開催されたリアルイベント加藤純一presents「配信者ハイパーゲーム大会」は、総勢40名以上のチーム対抗のゲームバトルが行われるなど、来場者数は2万2千人を超え、配信の同時接続者数は20万人を超える大盛況の結果になったみたいです。

 また、『Dead by Daylight(DbD)』の魅力を伝える公式番組「Blood Party Friday」は、2023年7月15日にZepp Fukuokaにてファンミーティングイベントを開催。4000人規模のリアルイベントになったとのこと。

 こうしたリアルイベントの定期開催や、ゲームに特化した公式番組の配信もOPENREC.tvの特徴ですね。OPENREC.tvで人気配信者の仲間入りができたら、こうしたリアルイベントにも出られるチャンスがあるので夢がありますね!

・収益化条件がなく、YouTubeやTwitchとの併用している人も多い
 
OPENREC.tvは、YouTubeやTwichのようにチャンネル登録者数や再生数が一定基準以上を満たす必要がある収益化条件がないことも特徴です。もともとはプレミアム会員登録をするといった条件がありましたが、日本国内に住んでいる18歳以上の人であればほとんどの人がすぐに収益化できるようです。

 チャンネルへのサブスクによるメンバーシップ機能や視聴者が配信者へ直接贈れるギフティング(エール)という有料課金アイテムなどで収益化が可能とのこと。

 これらの機能を利用しつつ、YouTubeやTwitchといった大型プラットフォームとの併用も可能なので、多角的なコンテンツ企画やマネタイズができるみたいですね。

 YouTubeではほかのことを配信して、OPENREC.tvでは好きなゲームや話題のゲームに特化した配信をする使い方や、企画やグッズ制作などのサポートもあるようなので、ある程度人気になってきたら、そういった収益面のサポートを事務所に入ることなく受けられるのも特徴ではないでしょうか。

YouTubeやTwitchなどのほかプラットフォームとの比較をしてみた

・YouTube
 YouTubeの利用者は幅広い年代に世界的に広がってきていますよね。2022年には、登録者10万人以上のチャンネルは7700以上で、100万人を超えるチャンネル数は500以上になっているようです。どちらも2021年と比べて30%以上増えているようで、2023年はもっと増えている計算です。

・Twitch
 Twitchも、SHAKAさんや関優太さんといった超人気配信者が数多く配信しており、元プロゲーマーの方も多いゲーム配信プラットフォームとなっています。同じく2022年には毎月800万人の配信者が配信をおこなっており、毎日平均で110万人の人が配信をしているとのこと。

 どちらにも共通するのは、全世界規模の配信プラットフォームであるということでしょう。世界中の人がサービスを利用しているので、圧倒的なユーザー数を誇ります。とはいえ英語で配信するなど、全世界に向けた配信ができる人はごくわずか。たくさんの人がいるということは、それだけ埋もれてしまう可能性も高いといえるでしょう。

・OPENREC.tv
 OPENREC.tvで活動する配信者は推定3000人とYouTubeやTwitchと比べると正直少ないです。しかし、大物配信者が多数出演して20万人以上が配信を視聴していたリアルイベントが実施され、収益化条件もないことからユーザー数は右肩上がりに増えている状況と推察できます。

 2つの世界的なプラットフォームに今から参戦するよりは、穴場とも言える国内のゲーム配信者が中心のOPENREC.tvで配信者数が少ないうちから配信をスタートして、得意なゲームイベントで上位を獲得、リアルイベントに出演できるような人気配信者になることで、レッドオーシャンなほかのプラットフォームよりも注目を集められるチャンスは多いと考えられます。

 OPENREC.tvを利用するメリット・デメリットをまとめると、

メリット:収益化条件がないのですぐに収益化をして活動できる
デメリット:大手プラットフォームに比べて配信者数と視聴者数が少ない

 といえるでしょう。もちろん収益を受け取るためには地道な努力と配信をしていく必要があることはどのプラットフォームでも変わらないので、併用して相性がいいプラットフォームを探す、穴場狙いでたくさんOPENREC.tvで配信をして注目を集めるなど、自分なりの戦略を立てる必要があります。

OPENREC.tv(オープンレック)で収益を得るには?

OPENREC.tvで収益化をするためには、OPENREC.tv Creators Programに参加する必要があります。OPENREC.tv Creators Programに参加することで、ライブ配信や動画投稿で発生する広告収益やエール収益の分配を受けることできます。参加するためには、公式によると下記の条件が必要みたいです。

 ・日本国内に居住している(日本語でやり取りができ、日本の銀行口座を保有している)
 ・18歳以上、もしくは親権者または法定代理人の同意がある18歳未満の方
 ・OPENREC.tvの配信権限を持っている

 3つとも高いハードルではないので、配信準備さえ完了すればほとんどの人が参加条件を満たせますね。YouTubeでは登録者数などの条件がありますが、比べるとかなり簡単です。

収益分配はどのように行われる?

上記の条件を満たした配信者には、視聴数やランキング、獲得したエール数などプログラムに参加している配信者の活動実績に応じて、一定のルールに基づき収益の分配がなされるとのこと。収益の分配は月毎に計算され、翌月中にOPENREC.tvポイントとして配信者に付与されるみたいです。

 噂レベルですが、収益の還元率はほかの配信プラットフォームと比べていちばん高いようです。真意は定かではありませんが、収益を分配する配信者数がYouTubeなどの巨大プラットフォームに比べて少ないので、その分還元率が高くなる可能性は高いと言えるでしょう。

OPENREC.tv(オープンレック)で配信を始めるには? 配信方法を解説

それでは実際にOPENREC.tvで配信をしていく方法を解説していきましょう。OPENREC.tvでは、ライブ配信を視聴することはもちろん、自らゲーム実況などの配信を行うことが可能です。配信を実施するまでの工程を順を追ってご紹介していきます。

 その1:会員登録と配信申請を行う。

 配信を行う際には会員登録が必須となります。会員登録を完了したのち、配信申請を行う必要があります。配信マークからメールアドレスを有効にして利用規約に同意、配信申請を行いましょう。配信申請が受理されれば、メールアドレスに配信可能の連絡が届きます。

 その2:配信に必要な機材をそろえる

 スマホの場合は1台で配信を行うことができますが、PCでゲーム実況を配信するためには、必要となる機材がいくつか存在していて、行いたい配信に合わせて必要な機材を確認・用意しましょう。OPENREC.tvでの配信の推奨環境は、公式によると下記の通りです。

 ・配信に適したスペックのPC、および通信環境

CPU:Intel Core i7 2.5 GHz 以上
メモリ:8GB 以上
ネットワークスピード:100 Mbps 程度

 PC知識がないと難しくてわかりづらいですが、PCゲームが問題なく動作する程度のスペックがあれば、配信もそのPCで行うことができますよ! 通信環境はWi-Fiでの接続では通信速度が安定しない恐れがあるため、LANケーブルによる有線接続を強くお勧めします!

・ゲーム機およびゲーム
ゲーム実況を行う際には、PS4/5、Nintendo Switchなどのコンシューマーゲーム機およびゲームソフト、Steamで購入したPCゲームが必要になります。ゲームソフトごとに配信規約なども定められているため、ゲーム配信が可能かどうかは各ゲームの公式サイトやメーカーの公式サイト、プラットフォーム等で確認をしましょう。

・キャプチャーボード
PS4/5、Nintendo Switchなどのゲーム機の映像をPCに取り込むために必要な機材です。PC本体でゲームを行う場合は必要ありません。キャプチャーボードを通じて配信用ソフトにゲーム機の映像を取り込むことができるようになります。

・配信ソフト
配信を行う際に、ゲーム映像と実況音声を合成したり画像を表示したりするために必要なソフトです。配信画面を構成してBGMなども自由に流すことができるようになります。無料で使用できる有名な配信ソフトとして、OBS Studio(以下OBS)があります。

・マイク、およびオーディオインターフェース
実況の音声を高音質で配信に乗せるために必要となります。マイクにはさまざまな種類がありますが、高性能なマイクはXLR端子による接続が必要になり、マイクとPCを繋ぐために必要になるのがオーディオインターフェースです。

 マイクによっては、USB接続が可能なものもありますが、音質にこだわる場合は高性能なマイクとオーディオインターフェースは必須となります。最初はUSB接続できるタイプのそこそこ性能がいいマイクがあればOKでしょう。

 その3:配信の準備を行う

 配信に必要なものをそろえたら、配信を行うための準備をしていきます。配信ソフトをOBSとした場合の各準備は、公式のヘルプページにやり方が載っているので確認しながら準備すればOKです!

必要な機材の洗い出しや配信の設定は一見すると複雑ですが、一度設定をして配信を繰り返していくことで慣れていきますよ。配信を行いながらOBSにて配信画面をわかりやすくカスタマイズしていくなど、ほかの配信者を参考にして自分ならではの魅力ある配信を作り上げていきましょう!

OPENREC.tv(オープンレック)の視聴方法は?

最後に、とりあえずOPENREC.tvを見て判断してみたいという人に向けて、視聴方法も解説しておきます。OPENREC.tvの視聴はPCやスマートフォンおよびタブレットにて簡単に見ることができますよ。公式の視聴方法を紹介します。

・PCでのOPENREC.tvの視聴方法
WindowsとMac OSで視聴することが可能です。

 Windowsの場合
推奨OS
Windows 10

推奨ブラウザ
Google Chrome 最新版
Mozilla FireFox 最新版
Microsoft Edge 最新版

 Mac OSの場合
推奨OS
Mac OS X v10.11 EI Capitan 以降

推奨ブラウザ
Google Chrome 最新版
Mozilla FireFox 最新版
Safari 最新版

 推奨OSと推奨ブラウザを使用して、ライブ配信や配信アーカイブを視聴することができます。配信がうまく見られない場合は、上記の推奨環境に適しているか、通信環境が十分かをチェックしましょう。

・スマートフォンおよびタブレットでのOPENREC.tvの視聴方法

 推奨OS
iOS 14.0以降
Android OS 5.0以降

 上記推奨OS以上の端末で、各アプリストアより端末にOPENREC.tvのアプリをインストールすることで視聴ができるようになります。

OPENREC.tvの会員登録は必要?

ライブ配信は会員登録なしでも視聴可能ですが、過去のライブ配信を視聴する際は、会員登録が必要になります。会員登録は、SNSアカウントおよびメールアドレスで新規登録が可能で、登録することで1日2動画まで過去のライブ配信を視聴でき、ライブ配信や動画へチャット機能によるコメントもできるようになります。

 また、月額料金550円で利用できるプレミアム会員と呼ばれるサブスクサービスも実装されています。プレミアム会員になることで、ライブ配信の視聴中にシークバーを巻き戻しての追いかけ再生、0.25倍のスロー再生から2倍速での高速再生ができるようになるほか、広告も非表示にすることができるようになります。

 がっつり視聴したい場合や好きな配信者をたっぷり楽しみたい場合は、会員登録したほうがいいでしょう。とりあえず会員登録をしておけば、いつでも配信が始められるようにもなります。会員登録はトップページの右上部分のアイコンからできますよ。

まとめ

ゲーム配信を中心としたライブ配信プラットフォーム/ライブコミュニケーションサービスであるOPENREC.tvでは、さまざまな有名配信者によるライブ配信の視聴はもちろん、自らが配信者となってゲーム実況などを行うことができます。配信を行い必要条件を満たすことで、収益も受け取ることが可能です。

 また、「配信者ハイパーゲーム大会」などのリアルイベントや「OPENREC.tv PARK」プロジェクトといったゲーム配信イベントも定期的に実施されており、イベントを通じて配信の実績を積み重ねることで人気配信者の仲間入りを果たすこともできます。

 これからゲーム実況や配信を始めてみたい、ほかのプラットフォームから別の場所で配信を考えているという人は、本記事を参考にOPENREC.tvでの配信を検討してみてくださいね。

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