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シンプルな暮らしが豊かだと知った私の人生の旅

小学4年生の時に、ピューリッツァー賞受賞された一枚の絵を見て、衝撃を受けました。その絵は、エチオピアの飢えて死んでしまいそうな少女の後ろにハゲタカが待っているという驚きの一枚!!

当時の日本は、バブル経済真っ只中、物質的に不足ない日本社会とのギャップにショックを受け、世の中の貧しい人々を助けたいという思いで、国際協力の仕事を志しました。

 大学では、NGOの一線で働く先生たちに刺激を受け、貧しい人々が自立して生きていけるボトムアップ型の農村開発を学びました。


この頃から【社会に必要とされる人間になるのではなく。必要な社会を人々で築いていきたい】そう強く思う様になりました。


そしてタイのチェンマイ大学に半年間籍を置き、北タイの農村にて農村開発の調査をさせていただきました。


驚いたことに。彼らは、経済的には貧しいですが、暮らしも心も物凄く豊かでした!!

そして自らの村の問題を話し合って解決しようと行動を起こしていました。村には、有機農業の組合も存在し、IFOAM(アイフォム)International Federation of Organic Agriculture Movements( 国際有機農業運動連盟)の認証も受けていました。

当時の村の中のオーガニック率は、3割

日本の有機農家は0.1%

村では、農家さんたちが協力し合って一緒に作業したり、

オーガニックバナナチップスを作って街に売りに行ったりしました。


あれ??日本の方が豊かではないかもしれない…。

衝撃的な経験をさせていただきました。


私は、なんか理由はわからないけど日本の社会は生きづらいと子どもの頃から思っていました。 

その生きづらさを困っている人を助けることで、見ない様にしていたのだと今なら言えます。


日本で有機農業をしたい!!そのように単純に頭が変わりました。


大学卒業後は、(株)ポランオーガニックフーズデリバリーという有機農産物の流通会社で働かせていただきました。

全国の野菜の旬や丁寧に作られた調味料や食品、生活雑貨など各々の商品のストーリーや素晴らしさに、その都度感動して、その感動をお客様にお伝えして、販売するという素晴らしいお仕事をさせていただきました。


農業をしたい!!夢はそのままありますので、休みの日に関東内の農家さんのお宅に援農しにいき、自分で農業をする方法を模索していました。


良いタイミングで会社を卒業し、最初は、千葉のあいよ農場にて野菜と稲作の農業研修をしました。

研修中に、2011年3.11が発生してまた衝撃的な体験をします。

今更、原発についてめちゃくちゃ調べました。


こんなことになってしまう前に、できる事があったのでは??

後悔の念が溢れて、原発の問題の映画の自主上映会を企画しました。

農繁期で睡眠時間が3時間(笑)

その思いがあってか、さまざまな方々に協力を得て、上映会には、700名ほどのお客様が来てくださいました。

あの頃は、みなさんも迷っていました。


たくさん来場してくださり、出逢いもあり、ありがたかったですが、分かったことは、「日々の暮らしを大切にしたい」というシンプルなことでした。


その後、もう一軒の農家さん宅で研修を受け、みつばち農場という屋号で独立しました。


独立し始めて間も無く、前職の有機農産物流通会社の親友が突然亡くなってしまいました。

この時は、絶望感を味わいました。(3日くらいですが)

世の中を変えたくて、行動していたのに、目の前の友人を助ける事ができないという現実。


この矛盾の中で、自分自身を見失っていました。


そんな時に、ナーラーヨガに出逢います。

ヨガは、身体作りのために以前からやっていましたが、このナーラーヨガはもっと自分の内側に見つめて自分を癒していくヨガでした。


私は、見えない大きな敵と戦うことで自分を誤魔化していたんだ。

本当は、自分自身を癒したかったのだと。


そう気付きました。


畑でイベントをしたり、ヨガの先生をお呼びして、イベントを開催したりしました。


もちろん、農業の学びもブラッシュアップし続けています。


親友の死から3年が経ったころ

なぜか、私の身体が思う様に働けなくなっていきました。

無気力感に苛まれてしまうのです。


主治医であったお灸の先生やヨガの先生にも、雑穀料理教室の先生にも「放射能の影響を受けているから一度お休みした方が良いと思う。」とアドバイスをいただいたのでした。


仕方なく、成田の畑を一度閉じ、実家に帰りました。

程なく、体調は回復し、実家の近くの農業法人で働かせていただくことに。


日本豊受自然農というホメオパシーを日本に普及させている会社です。その会社で、稲作と野菜の栽培担当をさせていただきました。


その間にも、ヨガのリトリートを企画&開催したりしていました。


その後、もう一度、独立を夢見て、山梨県上野原市へ


2020年に7年間続けてきたナーラーヨガのナビゲーターの資格を取り、ヨガのナビゲートもしてきました。


2021年には、畑ヨガを40回ほど開催

新たな出逢いもあり、食べ物とナーラーヨガに触れる方の変化を目で見せていただきました。


【日々の暮らしを大切にして】シンプルに生きること。

自主上映会で感じたことが確信に変わりました😊

今後は、この豊かさを分かち合いたい!!
地球と仲良くなれる人を育むお手伝いをしたい。

そうする事が豊かな和が広がり、やがて地球も人も笑顔で繋がっていく社会を目指しています。

 そして、ヨガの世界には、素晴らしい方々がたくさん居ます。
私の言うヨガとは、エクササイズのようなヨガではなく、古典的なヨガです。
古典的なヨガは、坐禅に近い考えがあります。

この続きは、次回に😊

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