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第13回 MN杯【スタートチャージ5/勝利リュウセイ禁止ほか独自制限あり】開催後レポート


はじめに

ミツ(ウシミツドキ)です。
12/16の21時から、デュエル・マスターズ プレイスの非公認大会〈第13回 MN杯【スタートチャージ5/勝利リュウセイ禁止ほか独自制限あり】〉を開催しておりました。
この記事は第13回MN杯の開催後レポートとなります。



大会結果

参加者数は6名。スイスドローBO3形式で、全9試合がスムーズに行われました。

第13回で優勝したのは、【[5c] ドミティウス】を使用した、主催者「ウシミツドキ」です。皆様、対戦ありがとうございました!

優勝者デッキリスト

他の参加者のデッキタイプ内訳は以下の通りとなります。

【[零]軸 ゼニス】
【[火自然]軸 シロガシラ・ジュカイ】
【[光水闇]軸 ガロウズ・サイクリカ】
(準優勝)
【[水火自然]軸 ドラゴンフレンド・カチュア】

【[闇火自然]軸 戦艦男ワンショット】

今回使用し、優勝したのは【ドミティウス】。トータルで6-1しました。
《ドミティウス》のcipで横展開し、5色揃えた際のトリガー獣封じや《サードニクス》のアタックトリガーで安全にフィニッシュするデッキです。
手札からは《ボアロジー》、墓地からは《バベルギヌス》、マナからは《母なる大地》を経由することでアクセスすることができ、また軽いサーチになる《ギガヴォル》も積めるなど、非常に高い安定感を見せてくれました。

準優勝を果たしたのは【ガロウズ・サイクリカ】。これまでの【サイクリカコントロール】から、《フェアリー・ミラクル》や《強襲する髑髏月》で単純にリペアを狙うのではなく、追加の超次元呪文として《超次元ガード・ホール》を投入したり、1枚積み枠を増やして対応力を上げたり、といった方向性を示してくれました。

次回は23弾&LEGEND OF PLAY'S2024環境後半となります。
コンビ殿堂制度の試験導入も含め、どのような様相を呈するのか、今から楽しみで仕方がありません。


MN殿堂(禁止・制限)について

スタートチャージ5という特殊な環境下でのデュエルを楽しんでいただくため、「MN殿堂」と称し、全3種の禁止・制限ルールを施行いたします。


リミテッドMN殿堂

L(リミテッド)MN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。

新たにLMN殿堂に指定されるカードはありません。
詳細は第12回開催後レポートをご確認ください。


MNオーバー殿堂

MNO(オーバー)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。

前回優勝を果たした【サイクリカコントロール】は、妨害の要である《ガチンコ・ジョーカー》とマナ加速カード《ダンシング・フィーバー》を規制されてもなお、【ガロウズ・サイクリカ】として準優勝するという活躍を見せました。
この根幹にあるのは、《龍素記号Sr スペルサイクリカ》と《超次元ガロウズ・ホール》のコンボによる《死海竜ガロウズ・デビルドラゴン》の早期着地です。
これに対応する手段としてはサイキック・セルの除去がありますが、《サイクリカ》で何度も使い回すことでしつこくリンクを狙いつつ、結果的に相手の動きを阻害するという効果に繋がっています。
《ガロウズ・ホール》は時期こそ違えど紙でも殿堂入りの経歴を持っているにもかかわらず、プレイス版に輸入されるにあたり強化を受けており、コストもスタートチャージ5と好相性な6です。当大会においても、殿堂入りに相応しいパワーカードであると判断いたしました。
《サイクリカ》側の規制も考慮しましたが、【サイクリカコントロール】系列のデッキの専用機といった趣のある《ガロウズ・ホール》に対し、《サイクリカ》の規制は様々なデッキに影響があります。むしろ、《ガロウズ・ホール》抜きでもコントロールデッキを成り立たせられるだろう、と考えたため、《サイクリカ》の規制は見送ることといたしました。
よって、《超次元ガロウズ・ホール》を、MNO殿堂に指定します。

第14回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


今回優勝を果たしたのは【ドミティウス】でした。
《邪帝類五龍目 ドミティウス》の登場時能力を駆使し、主に7コスト以下の優秀な多色獣を大量展開、最速2ターンで安全にフィニッシュするというデッキです。
このデッキのフィニッシュルートのひとつに、《魔魂葬のサードニクス》を用いた大量シールド焼却があります。理論上は自陣を吹き飛ばしながら5マナ伸ばしつつシールドを一撃ですべて焼却しうるムーブであり、これに近い動きが高確率で決まる以上【ドミティウス】の規制は免れないものであります。
まずは、当デッキにおける序盤の防御を担いつつ、終盤には連鎖付与によりさらなる展開を狙えるカードとして、《龍聖大河・L・デストラーデ》をMNO殿堂に指定します。
《ドミティウス》は登場時効果で山札の上から5枚を捲りますが、《デストラーデ》はそれらに連鎖を付与することでキーカードの《サードニクス》や《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》をさらに引き出しやすくする役割を担います。
このカードは過去にも優勝デッキに4枚採用されていた経歴を持っており、優秀な防御札でありながら展開も担えるグッドスタッフ性は、いよいよ看過し得ないものとなりつつあると考えました。

第14回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


加えてもう1枚、デッキのコンセプトである、《邪帝類五龍目 ドミティウス》をMNO殿堂に指定します。
《ロスト・チャージャー》や《秋麗妖精リップル》といったカードによるサーチが可能であるため、デッキとしての【ドミティウス】は構築可能である一方、最速ムーブが困難となったり、ハズレになるカードが増えたりと、純粋にデッキパワーを落とすことに繋がります。
今回実際に使ってみて実感しましたが、《ドミティウス》は上記した《デストラーデ》抜きでも十分なカードパワーを誇る、スタートチャージ5に合致した強力なカードです。MN殿堂に相応しいカードとしてはこの上ないとすらいえるでしょう。

第14回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


MNプレミアム殿堂

MNP(プレミアム)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。

今回、新たにMNP殿堂に指定されるカードはありません。


MNコンビ殿堂

次回大会において、試験的にコンビ殿堂制度を導入します。
MNコンビ殿堂に指定された組み合わせは、同時にデッキに採用することができなくなります。

第13回アンケート結果を参考に検討を重ねた結果、以下の3組を指定することとしました。
第15回以降も継続するか否かについては、アンケート結果をもとに判断いたします。

《予言者ヨーデル・ワイス》+《魂の大番長「四つ牙」》

第14回では、同時に採用することはできません。

《ヘブンズ・ゲート》+《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》

第14回では、同時に採用することはできません。

《ヴォルグ・サンダー》+《煉獄邪神M・R・C・ロマノフ》

第14回では、同時に採用することはできません。


MN殿堂解除

環境やカードプールの変化を鑑みて、制限が緩和、もしくは解除される場合があります。

MNコンビ殿堂指定に伴い、一部のMN殿堂指定を一時的に解除いたします。
以下3枚は、MNコンビ殿堂指定が解除された場合、元のMN殿堂に再指定されます。

《ヴォルグ・サンダー》のMNP殿堂指定を解除します。

第14回では、デッキに4枚まで採用できます。


《予言者ヨーデル・ワイス》のLMN殿堂指定を解除します。

第14回では、デッキに4枚まで採用できます。


《偽りの羅刹 アガサ・エルキュール》のLMN殿堂指定を解除します。

第14回では、デッキに4枚まで採用できます。


MN殿堂まとめ



次回開催(第14回 MN杯)について

開催日時

エントリー開始は1/6の0:00、開催は1/20の21:00を予定しております。

大会形式

スイスドローで開催いたします。
今回同様、参加者数が8名以下であるならBO3、9名以上ならBO1となります。



お知らせ

Discordサーバー

現在、スタートチャージ5の対戦・デッキ構築相談などを目的としたDiscordサーバーを運営しております。
Twitterやnoteの投稿など告知事項の共有も行っております。
よければご参加ください。


おわりに

第13回開催後レポートは以上となります。また投稿が遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。

今回、第13回大会はMN杯開催一周年の節目となる大会でした。
本当にいろいろなことがありました。なかなか増えない参加者に頭を悩ませたり、ほぼ初めてパワポを触ってスライドを作ってみたり、バトルアリーナの選手紹介の実績欄にMN杯の名前が出たり(ありがとうございます)、ミノバトに誘っていただいたり、あと私のTwitterアカウントが凍ったり。
正直なところ自分でもまさか1年続けられるとは思っておらず、しかもほぼ延期することもなく開催できるとは、まさに皆様のおかげとしか言いようがありません。これまで参加してくださった方々へ、この場を借りてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

定期的に遊べる場としてミノバト公認ができた今、MN杯はよりカジュアルに近い大会として、今後も活動を続けていきます。
2024年もよろしくお願いします!

  MN杯主催者 ウシミツドキ(miTSu noir)

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