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第12回 MN杯【スタートチャージ5/勝利リュウセイ禁止ほか独自制限あり】開催後レポート


はじめに

ミツ(ウシミツドキ)です。
11/18の21時から、デュエル・マスターズ プレイスの非公認大会〈第12回 MN杯【スタートチャージ5/勝利リュウセイ禁止ほか独自制限あり】〉を開催しておりました。
この記事は第12回MN杯の開催後レポートとなります。



大会結果

参加者数は9名。スイスドローBO1形式で、全16試合がスムーズに行われました。

第12回の優勝を勝ち取ったのは、【[光水闇]軸 サイクリカコントロール】を使用された、「阪本健太」選手です。まさかの4度目の優勝、おめでとうございます!

優勝者デッキリスト

他の参加者のデッキタイプ内訳は以下の通りとなります。

【[水]軸 QEDオボロセカンド】
【[光水]軸 バニラモルト】
【[光闇]軸 サリヴァンGOLDEN】
【[光自然]軸 ペガサス】
【[水自然]軸 野菜ビート(ワンショット)】
【[光闇自然]軸 綾丸アガサ(アガサ天門)】
【[水火自然]軸 ドラゴンフレンド・カチュア】
(準優勝)
(各1名)

優勝を果たしたのは【サイクリカコントロール】。
先のミノバト公認での活躍を予見されていたものの、蓋を開けてみればほぼいなかったデッキです。
今大会では、《ガチンコ・ジョーカー》《超次元ガロウズ・ホール》の定番セットに加え、強力なマナ加速《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》《ダンシング・フィーバー》《龍仙ロマネスク》といったマナ加速を入れ、フィニッシャーである《偽りの王 ナンバーナイン》やゼニスへのアクセスを容易にしたデッキが活躍することとなりました。

準優勝はなんと【ドラゴンフレンド・カチュア】。
まだ大会の方針が固まっていなかった第2回でも準優勝を果たしていたデッキですが、当時に比べると《龍素解析》や《不敗のダイハード・リュウセイ》を獲得し、2枚制限のハンデを乗り越えての入賞となりました。

その他のデッキも、最新弾カードを主体にしたものと過去のカードが軸となったものがバランスよく現れ、いつにも増してバリエーション豊かな面々が揃いました。
私からしてみれば、22弾は他のパックに比べてスタートチャージ5向けの高レアカードが少ない印象だったので、前回も含めてここまで多くのデッキを見ることができるとは思いませんでした。特に印象的だったのは連続で上位入賞を果たした《龍素解析》ですね。
皆様のアイデアに感服するばかりです。

マナ武装全盛となる23弾、果たしてどんなデッキが現れるのでしょうか。
私は薫風武装のことばかり考えています。



MN殿堂(禁止・制限)について

スタートチャージ5という特殊な環境下でのデュエルを楽しんでいただくため、「MN殿堂」と称し、全3種の禁止・制限ルールを施行いたします。


リミテッドMN殿堂

L(リミテッド)MN殿堂に指定されたカードは、デッキに2枚までしか採用できません。

今回行ったアンケート結果に基づき、今後、新たなLMN殿堂指定を廃止します。
詳細は「大会アンケート結果 リミテッド殿堂の継続について」をご覧ください。


MNオーバー殿堂

MNO(オーバー)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚までしか採用できません。

《ダンシング・フィーバー》を追加します。
そもそも、《爆進イントゥ・ザ・ワイルド》《龍仙ロマネスク》を含めた6コスト3ブーストカードは、早期の規制を予定しておりました。
これまでは、【メンチ斬ルゾウ】などサイキック・クリーチャーを主軸としたワンショットデッキの存在を考慮し、その対策カードである《偽りの名 シャーロック》の運用性を担保する、という名目で、《ザ・ワイルド》を除く2枚は規制を見送っていました。
しかしながら、よりロック範囲の広いサイキックメタであるとともにこれらマナ加速カードとシナジーを生じない《暴走龍 5000GT》が20弾で実装されたことから、既に見送る理由は消失しています。
第10回大会での《ロマネスク》に続き、この度重量級ゼニスへ繋ぐ優秀なマナ加速カードとして活躍した《ダンシング・フィーバー》を、このたびMNO殿堂に指定します。

第13回以降は、デッキに1枚までしか採用できません。


MNプレミアム殿堂

MNP(プレミアム)殿堂に指定されたカードは、デッキに1枚も採用できません。

今回優勝した【サイクリカコントロール】は、序盤の妨害として《ガチンコ・ジョーカー》が採用されています。
このカードは1ターン目から使えて《サイクリカ》でも撃てるランダム2ハンデスであるのみならず、ガチンコ・ジャッジで勝つだけで手札に戻り、何度も使い回すことができます。
これに対する最も有効な戦略は呪文メタやハンデスで《ジョーカー》を撃たせないことであり、その汎用性も相まって、撃たれたくないならこちらも《ジョーカー》を採用する、というような状況に陥りかねません。さらに、仮に両者が《ジョーカー》を採用していた場合、先に《ジョーカー》を叩き落とせる先攻がさらに有利になっていきます。
単体での回収効果が存在しない《強襲する髑髏月》が実装されていることから、《ジョーカー》がいなくとも《サイクリカ》を交えたハンデス戦略は存続可能であると判断いたしました。
よって、《ガチンコ・ジョーカー》を、MNP殿堂に指定します。

第13回以降は、デッキに1枚も採用できません。


MN殿堂解除

環境やカードプールの変化を鑑みて、制限が緩和、もしくは解除される場合があります。

今回、MN殿堂を解除されるカードはありません。


MN殿堂まとめ



大会アンケート結果

3回戦で開催する際の対戦数について

1周年を前に、BO3のままでよいか、BO1にすべきか質問させていただきました。
結果として、「BO3のままでよい」が100%という結果となりました。ご回答ありがとうございます。
今後も3回戦以下で開催する際はBO3、2本先取で行います。

リミテッドMN殿堂の継続について

そもそもリミテッドMN殿堂は、デッキを掘り進みにくいスタートチャージ5であれば2枚制限でも十分に効力があるのではないかという考えから施行した制度でした。そのため、いわゆる汎用カードではなく、特定のデッキのキーパーツを主に指定してきました。
しかしながら、3種の制限規定は参加へのハードルを引き上げているのではないか、という懸念は以前から存在しておりました。
さらに、第11回の【アガサ天門】、第12回の【ドラゴンフレンド・カチュア】と、LMN殿堂カードを主軸としたデッキが上位入賞を果たしており、2枚制限そのものの存在意義が問われる事態となりました。

アンケート結果としましては以下の通りとなります。
「これまで通りのままでよい」:50%
「LMN殿堂は残してよいが、一部カードをMNO殿堂に指定すべき」:33%
「MNO殿堂に統合すべき」:17%

この結果を受けて、LMN殿堂の即時廃止は行わず、新規での指定を取り止めることといたします。
現在LMN殿堂に指定されているカードも、一定期間が経過した上で、それまでのアンケート結果に基づき、MNO殿堂に指定、またはMN殿堂指定を解除いたします。
最終的にLMN殿堂に指定されているカードが1枚もなくなった時点で、LMN殿堂を廃止します。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

コンビ殿堂制度のご提案について

コンビ殿堂を取り入れてみてはどうか、というご意見をいただきました。ありがとうございます。
次回大会のアンケートにおいてコンビ殿堂の組み合わせを募集し、それを踏まえて選定したうえで、第14回大会にて試験的に施行いたします。
第15回以降では、第14回大会のアンケート結果を考慮し、コンビ殿堂制度の継続を判断します。
皆様のご協力をお願いします。


次回開催(第13回 MN杯)について

開催日時

エントリー開始は12/2の0:00、開催は12/16の21:00を予定しております。

大会形式

スイスドローで開催いたします。
今回同様、参加者数が8名以下であるならBO3、9名以上ならBO1となります。



お知らせ

Discordサーバー

現在、スタートチャージ5の対戦・デッキ構築相談などを目的としたDiscordサーバーを運営しております。
Twitterやnoteの投稿など告知事項の共有も行っております。
よければご参加ください。



おわりに

第12回開催後レポートは以上となります。投稿が非常に遅れてしまい、大変申し訳ございませんでした。

MN杯は今後もスタートチャージ5を楽しめる場を提供することを目的として活動を続けてまいります。
皆様のご参加をお待ちしております。

  MN杯主催者 ウシミツドキ

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